中華＆和食の達人が教える「お正月料理」特集
2024年12月20日、フジテレビ「ぽかぽか」では「中華・和食の達人が伝授！知って得するお正月料理SP」が放送されました。お正月にぴったりの料理をテーマに、余ったお餅やおせち料理を活用したアレンジレシピや、家庭でも作れる本格的なお雑煮の作り方が紹介されました。出演したのは中華料理のスペシャリスト菰田欣也さんと和食の名匠村田明彦さん。番組内で披露された絶品レシピとその裏ワザが話題を呼びました。
「おせち」は「御節（おせち）」と書き、季節の節目を祝う特別な料理を意味します。 おせちの食材は五穀豊穣や子孫繁栄の他、無病息災などを願うのが特徴です。 また、神様へのお供え物の意味もあります。 加えて、重箱に詰めるのは神様へのお供え物という理由だけではありません。https://www.toranomon-ichiba.com › …おせち料理の意味とは？各お重の意味や食材についても詳しく解説！
■ 餅をおいしく食べる裏ワザ｜餅チップスの作り方
餅チップスとは？
余ったお餅を使い、手軽にスナック感覚で楽しめる「餅チップス」。外はカリッと、中はもちっとした絶妙な食感が特徴です。お正月の残り餅を活用したい方におすすめのレシピです。
材料と準備
- 餅：適量
- フライパン：1つ
- 味付け（お好みで以下から選択）
– のり塩
– カレー粉
– 練乳
作り方の手順
- 餅を薄く削る
餅を縦に持ち、フライパンに押し当てながらスライドさせます。この工程で餅を薄く削り出すことができます。力加減を調整し、均一な厚さを目指しましょう。 - フライパンで焼く
中火で熱したフライパンに削った餅を並べ、両面をこんがり焼きます。この際、焦げないように注意が必要です。 - 味付けする
焼き上がった餅に、お好みで以下の味付けを施します。
– のり塩：塩と砕いた海苔を振りかける。
– カレー粉：カレー風味でスパイシーに。
– 練乳：甘さをプラスしたスイーツ感覚の餅チップス。
裏ワザポイント
- 薄く削るほどパリパリ感が増します。包丁やスライサーを使うのも良いでしょう。
- 一度に多く焼くと均一に火が通りにくいため、少量ずつ焼くのがおすすめです。
■ 絶品お雑煮の作り方｜村田明彦が教える本格レシピ
村田流お雑煮とは？
村田明彦さんが教えるお雑煮は、だしの旨味を最大限に引き出した伝統的な和風スタイル。シンプルな具材で作るのに、風味が豊かで深い味わいが楽しめます。
材料と準備
- 餅：2〜3個
- 小松菜：適量
- かまぼこ：数枚
- 鶏もも肉：100g
- だし汁：400ml
- 酒：大さじ1
- 塩・薄口しょうゆ：適量
- 卵：1個
- 三つ葉：適量
- 柚子の皮：少々
作り方の手順
- 餅を焼く
トースターを使い、餅をこんがり焼きます。焼き目がつくまでしっかり加熱することで、香ばしさが引き立ちます。 - 具材を準備する
小松菜を食べやすい大きさに切り、かまぼこは薄切りにします。鶏もも肉は一口大にカットします。 - だし汁を準備する
鍋にだし汁を入れ、酒を加えます。沸騰したら鶏もも肉を投入し、火が通るまで煮込みます。 - 具材を煮る
鶏肉に火が通ったら、小松菜とかまぼこを加え、塩と薄口しょうゆで味を調整します。 - 卵を加える
溶き卵を少しずつ鍋に流し入れ、ふんわりと仕上げます。 - 仕上げに餅を加える
焼いた餅を鍋に入れ、スープを絡めます。 - 盛り付け
器に盛り付けたら、三つ葉と柚子の皮を添えて完成です。
村田流アレンジ
牛乳を少量加えると、クリーミーで優しい味わいに仕上がります。特にお子様がいる家庭では大好評のアレンジです。
美味しく作るポイント
- だしの旨味をしっかり引き出すため、昆布とかつお節を丁寧に準備するのがおすすめです。
- 焼いた餅を最後に加えることで、スープに香ばしさが移ります。
- 三つ葉や柚子の皮は必ず直前に加え、香りを損なわないようにしましょう。
■ 菰田欣也が教える絶品中華風お雑煮の作り方
中華風お雑煮の魅力
菰田欣也さんが提案する中華風お雑煮は、揚げ焼きした餅ととろみのあるスープが特徴の新感覚レシピ。中華料理の技法を活かしながらも家庭で簡単に作れる内容で、寒い季節にぴったりの一品です。
材料と準備
- 餅：2〜3個
- 卵：1個
- 鶏ガラスープの素：小さじ2
- 水：400ml
- 塩：小さじ1/2
- 砂糖：小さじ1
- こしょう：少々
- 酢：小さじ1
- 水溶き片栗粉（片栗粉小さじ2＋水小さじ2）
- トッピング（お好みで）：刻みネギ
作り方の手順
- 餅を揚げ焼きにする
餅を一口大に切り、フライパンに油を少量引いて揚げ焼きします。餅がふくらみ、表面にこんがりとした焼き色がつくまで中火でじっくりと焼きます。揚げ焼きすることで香ばしさが加わり、スープとの相性が抜群になります。 - スープを準備する
鍋に水を入れ、鶏ガラスープの素を溶かします。スープが均一になるまでよく混ぜ、火にかけます。 - 調味料で味付けする
スープが沸騰したら、塩、砂糖、こしょうを加え、味を整えます。ここで全体の味が決まるため、少しずつ調味料を加えて味見をしながら調整しましょう。 - 卵を加える
溶いた卵を鍋に流し入れ、箸やフォークでかき混ぜながら加熱します。卵がスープ全体にふんわりと広がり、滑らかな食感を作ります。 - とろみをつける
水溶き片栗粉を少しずつ加えながら混ぜ、とろみをつけます。とろみがつくことでスープが餅によく絡み、味わいが一層引き立ちます。 - 仕上げに酢で風味を整える
最後に酢を加え、スープの味をキリッと引き締めます。酢の酸味が全体のバランスを整え、中華風の独特な風味をプラスします。
盛り付けとトッピング
器に揚げ焼きした餅を入れ、スープをたっぷり注ぎます。仕上げに刻みネギを散らすと彩りが良く、風味もさらにアップします。
美味しく作るポイント
- 餅は焼きすぎると固くなりやすいため、表面が軽くきつね色になる程度で火を止めるのがコツです。
- 水溶き片栗粉を一気に入れるとダマになる可能性があるため、少量ずつ加えながら混ぜるのがポイント。
- 酢の量はお好みで調整可能ですが、入れすぎると酸味が強くなりすぎるので注意してください。
アレンジのアイデア
- スープにごま油を少量加えると風味が増します。
- トッピングにラー油や砕いたピーナッツを加えると、中華料理らしさがさらに際立ちます。
この中華風お雑煮は、伝統的なお雑煮とは一味違う新しい美味しさを楽しめるレシピです。寒い冬の日にぜひお試しください！
■ 村田明彦が教える！余ったお餅で作る「餅の豚バラチーズ巻き」
餅の豚バラチーズ巻きの魅力
「餅の豚バラチーズ巻き」は、余ったお餅を活用して作る贅沢な一品です。濃厚なチーズの味わいと、ジューシーな豚バラ肉の旨味が絶妙に絡み合います。今回は、とろけないタイプのチーズを使用し、食感のアクセントと焼き上がりの安定感を楽しむレシピをご紹介します。
材料（2〜3人分）
- 餅：2個
- チーズ（とろけないタイプ。プロセスチーズやスライスチーズがおすすめ）：適量
- 豚バラ薄切り肉：6〜8枚
- 酒：大さじ2
- みりん：大さじ2
- しょうゆ：大さじ2
- 砂糖：小さじ1
作り方の手順
- 餅とチーズをカットする
餅を縦に3等分に切り、スティック状にします。チーズは餅のサイズに合わせて切ります。とろけないチーズを使うことで、加熱しても溶け出さず、餅との食感が絶妙になります。 - 豚バラ肉で巻く
豚バラ肉を広げ、その上に餅とチーズを置きます。餅とチーズを包み込むように、しっかりと巻きます。このとき、肉の端をしっかり重ねておくことで、焼き上がりに中身が飛び出さないようにします。 - 焼き色をつける
フライパンに油を少量引き、中火で豚バラ肉を巻き終わりを下にして焼きます。焼き色が均一につくように、全体を転がしながら焼いてください。 - 甘辛タレで煮絡める
焼き色がついたら、酒、みりん、しょうゆ、砂糖を加えます。タレを全体に絡めながら弱火で煮詰めます。タレがとろりとして、具材にしっかりと絡まれば完成です。
美味しく作るポイント
- とろけないチーズの選び方
プロセスチーズやスライスチーズを使うことで、餅と一緒にしっかりとした食感を楽しめます。とろけないチーズは形が崩れにくいため、見た目も美しく仕上がります。 - 餅の準備
餅を切る際、軽くレンジで温めてからカットすると割れにくく、作業がスムーズです。 - タレの煮詰め加減
焦げやすいので、タレが適度にとろみを帯びたら火を止めることがポイントです。
アレンジのアイデア
- 野菜の追加
餅とチーズと一緒に長ネギやアスパラガスを巻くと、食感に変化が加わり彩りも良くなります。 - 辛味をプラス
仕上げに七味唐辛子や黒こしょうを振ると、味にアクセントが生まれます。 - 和風仕上げ
仕上げに刻み大葉やすりおろした大根を添えると、さっぱりとした風味が楽しめます。
盛り付けと楽しみ方
器に盛り付けたら、タレをたっぷりとかけて完成です。熱々の状態で食べるのが最も美味しいため、できたてをぜひお召し上がりください。主菜としてはもちろん、ビールや日本酒のおつまみとしても最適です。
この「餅の豚バラチーズ巻き」は、とろけないチーズの使用により食感と風味が際立ちます。余ったお餅の新しい活用法として、ぜひ試してみてください！
■ 菰田欣也が教える簡単お餅アレンジ！味覇餅の作り方
味覇餅の魅力
余ったお餅を中華風にアレンジした「味覇餅（ウェイパァー餅）」は、たった3つの材料で作れる手軽な一品です。中華の万能調味料「味覇」の濃厚な旨味と、バターのまろやかさが合わさり、シンプルながら奥深い味わいを楽しめます。小腹が空いたときやおやつとしても最適です。
材料（1〜2人分）
- 餅：2個
- 味覇（ウェイパァー）：適量（薄く塗れる程度）
- バター：適量（1片）
作り方の手順
- 餅を準備する
餅をそのままトースターで焼くため、焼き網やトースタートレイにくっつかないようにクッキングシートを敷いておきます。餅が硬い場合は、少しレンジで温めて柔らかくすると、後の工程がスムーズです。 - 味覇を塗る
味覇をスプーンの裏やバターナイフを使って餅の表面に薄く塗ります。塗りすぎると塩味が強くなるため、薄く均一に広げることがポイントです。 - トースターで焼く
味覇を塗った餅をトースターに入れ、約5分焼きます。焼き時間はトースターの機種によって異なるため、表面が香ばしい焼き色になるまで様子を見ながら調整してください。 - 仕上げにバターをのせる
焼き上がった餅にバターをのせます。バターは餅の余熱で自然に溶け、味覇の旨味と絡み合って風味が一層引き立ちます。
美味しく作るポイント
- 味覇の量を調整
味覇は塩味が強いので、塗りすぎに注意してください。薄めに塗ることで、バターとのバランスが良くなります。 - 焼き加減
トースターで餅を焼く際、膨らみすぎて焦げやすいので、焼きすぎないよう注意しましょう。適度に膨らんで表面に香ばしい焼き色がついたら取り出します。 - バターの種類
無塩バターを使うと味覇の塩味が際立ち、風味豊かに仕上がります。塩味が欲しい場合は有塩バターでもOKです。
アレンジのアイデア
- 香味を追加
最後に小ねぎや白ごまを振りかけると、見た目が華やかになり、中華風のアクセントが加わります。 - 辛味をプラス
味変としてラー油を少量垂らすと、ピリ辛で大人向けの味わいが楽しめます。 - スイーツ風アレンジ
バターの代わりに練乳をかけると、甘じょっぱい味わいになり、おやつにもぴったりです。
盛り付けと楽しみ方
味覇餅をお皿に盛り付けたら、熱々のうちにお召し上がりください。シンプルな材料で作れるため、手軽なおやつや軽食として楽しめます。また、ビールやお茶とも相性抜群なので、家族や友人と一緒に楽しむのもおすすめです。
この「味覇餅」は、中華調味料を使ったユニークなアレンジレシピです。忙しい日でも簡単に作れるので、余ったお餅の新しい楽しみ方としてぜひお試しください！
■ 菰田欣也が教える！余ったおせちで作る絶品チャーハン
おせちチャーハンの魅力
菰田欣也さんが提案する「おせちチャーハン」は、余ったおせち料理を無駄なく活用できる簡単で美味しいレシピです。伝統的なおせち料理に中華のエッセンスを加えたこの一品は、家庭で手軽に作れるのに、本格的な味わいが楽しめます。
材料（2〜3人分）
- 冷ご飯：2〜3杯分
- 卵：2個
- 長ネギ：1本（ネギカッターを使用する場合は1本分を準備）
- おせちの具材（黒豆、栗きんとん、紅白なます、伊達巻などお好みで）：適量
- 油：大さじ2
- 塩：小さじ1/2
- 砂糖：小さじ1
- こしょう：少々
- 顆粒だし：小さじ1
- しょうゆ：小さじ1
- オイスターソース：小さじ1
作り方の手順
- 長ネギをカットする
長ネギをネギカッターを使って細切りにします。ネギカッターがない場合は包丁で細かく刻みましょう。ネギは香りが良いだけでなく、食感のアクセントにもなります。 - おせちの具材を準備する
おせち料理の具材を細かく切ります。黒豆や栗きんとんは甘味をプラスし、伊達巻や紅白なますは彩りを添えます。具材を均等な大きさに切ることで、仕上がりが美しくなります。 - 卵とご飯を炒める
フライパンに油を引き、温めます。卵を溶かずにそのままフライパンに割り入れ、すぐに冷ご飯を加えます。卵がご飯全体に絡むように炒めるのがポイントです。ここで強火を維持することで、チャーハンがパラパラに仕上がります。 - 味付けをする
ご飯が全体的にほぐれたら、塩、砂糖、こしょう、顆粒だしを加えて炒めます。これにより、ご飯に下味がしっかりと付きます。 - おせちの具材を加える
細かく切ったおせちの具材を加え、全体が均一になるように炒め合わせます。おせち料理が持つ甘味や酸味がチャーハン全体の味わいに深みを与えます。 - 香り付けをする
仕上げにしょうゆとオイスターソースを鍋肌から加え、香ばしい香りを出します。このとき、全体を手早く炒めて調味料を均一に行き渡らせます。
美味しく作るポイント
- 卵の使い方
卵はご飯と同時に入れることで、卵がご飯に絡みつき、コクのある仕上がりになります。 - おせちの選び方
甘い黒豆や栗きんとんは量を調整すると味のバランスが取りやすくなります。紅白なますは水気を切ってから使用すると炒めやすくなります。 - フライパンの温度
フライパンをしっかりと熱してから調理を始めることで、パラパラのチャーハンに仕上がります。
アレンジのアイデア
- 辛味をプラス
ラー油や豆板醤を加えるとピリ辛風味のチャーハンが楽しめます。 - トッピングで豪華に
最後に刻みネギや白ごまをトッピングすると、見た目と香りが一層引き立ちます。 - お肉を追加
おせち以外に焼き豚やベーコンを加えると、さらにボリューム感が出ます。
盛り付けと楽しみ方
チャーハンをお皿に盛り付けたら、仕上げにお好みで七味唐辛子や青のりを振ると、風味がアップします。家庭の残り物を美味しく変身させた一品として、お昼ご飯や軽い夕食に最適です。
この「おせちチャーハン」は、余りがちな正月料理を無駄なく活用しながら、新たな美味しさを発見できるレシピです。ぜひご家庭で試してみてください！
■ 読者のコメント＆質問をお待ちしています！
今回の「ぽかぽか」で紹介されたお正月料理特集について、気になったレシピや試してみた感想などをぜひコメント欄でお寄せください。番組で紹介されたプロの技術を家庭で試して、新しいお正月の楽しみ方を見つけてください！
■ まとめ
フジテレビ「ぽかぽか」の12月20日放送では、お正月料理をテーマに中華と和食のプロが簡単で美味しいアレンジメニューを多数紹介しました。どのレシピも家庭で再現可能なものばかり。ぜひ試してみて、新年の食卓を華やかに彩りましょう！
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