食事に「ちょい足し」で太らないって本当?驚きの検証結果
揚げ物、ピザ、カレーといった高カロリー食は、食べすぎると体重増加の大敵。しかし、ちょっとした工夫を加えるだけで太りにくくなるという噂があります。11月20日放送のTBS『それって実際どうなの会』では、双子芸人「ザ・たっち」が実験台となり、「食事にちょい足しすると太らない」という話の真偽を徹底検証!
管理栄養士の伊達友美先生監修のもと、高カロリーな食事に「ちょい足し」する方法を実践し、体重や健康指標にどのような変化が出るのかを3日間にわたって試しました。この記事では、番組内容をもとに詳細な検証内容や結果、ちょい足しの効果を最大化するポイントについて詳しく解説します。
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■ 1日目:揚げ物×グレープフルーツジュースで脂肪燃焼?
高カロリー食といえば揚げ物。その脂っこさと満足感から、食べすぎてしまうことも多いのが悩みどころです。しかし、グレープフルーツジュースを加えるだけで脂肪燃焼をサポートし、体重増加を抑えられるかもしれないという話を実際に試してみたのが1日目の検証です。
食事メニュー
1日目は朝から晩まで揚げ物尽くしのメニューが選ばれました。
- 朝食:ミックスフライ定食
内容には、エビフライ、カキフライ、白身魚のフライ、キャベツの千切り、白米、味噌汁が含まれており、一般的な定食屋で見られるボリューム感満点のセットでした。揚げ物の多さが目立つ一方で、ビタミンや食物繊維が不足しがちなメニューです。 - 昼食:天ぷら定食
こちらも揚げ物が中心。エビ天、かき揚げ、野菜の天ぷら(ナスやシシトウなど)が盛られた定食でした。揚げ物が多いほど摂取カロリーが高まり、脂肪として体に蓄積されやすい点が気になります。 - 夕食:フライドチキン、フライドポテト、唐揚げセット
ファストフードの王道とも言える揚げ物のフルコース。特にフライドポテトのような揚げ物は、油分と炭水化物が一度に摂取されるため、脂肪蓄積を促進しやすい食材です。
ちょい足しのポイント
1日目では、全ての食事にグレープフルーツジュースをちょい足し。
- 期待される効果
- 「ナリンギン」が脂肪の代謝を促進し、エネルギーとして消費されやすくなる。
- 「クエン酸」と「ビタミンC」が揚げ物で摂取する酸化脂質を抑制し、体への負担を軽減する。
- ポイント
- 濃縮還元タイプでも十分な効果が期待できるため、手軽に取り入れやすい。
- 伊達先生によれば、アルコール入りの「生搾りグレープフルーツハイ」でも効果があるとのことで、外食時にも取り入れやすいのが特徴です。
1日目の結果
翌朝の体重測定で、それぞれの体重変化が明らかになりました。
- かずや:76.8kg → 77.2kg(+0.4kg)
ちょい足しをしなかったかずやは、朝から晩まで揚げ物尽くしの食事の影響が顕著に現れ、0.4kgの増加となりました。特に揚げ物に含まれる油分と炭水化物が体内で効率よく脂肪に変わったと考えられます。 - たくや:76.8kg → 76.9kg(+0.1kg)
一方で、グレープフルーツジュースをプラスしたたくやは、わずか0.1kgの増加にとどまりました。これは、ジュースに含まれる「ナリンギン」や「クエン酸」が脂肪の蓄積を抑えつつ、代謝をサポートした結果である可能性が考えられます。
考察:体重の差が生まれた理由
1日目の結果だけでも、グレープフルーツジュースのちょい足し効果が見られることがわかります。
- 脂肪燃焼のサポート
グレープフルーツに含まれるナリンギンが体内の脂肪分解を促進し、エネルギーとして利用されやすくなったことが影響していると考えられます。 - 食事中の酸化を防ぐ
揚げ物を摂取すると油が酸化し、体に負担をかけやすくなりますが、ビタミンCとクエン酸がその酸化を抑えた可能性があります。 - 胃の満足感アップ
グレープフルーツジュースの酸味が食事の満足感を高め、過剰な食欲を抑えたことも一因かもしれません。
実践のポイント
- タイミング:食前または食中に飲むのが効果的。
- 量:200~300ml程度が目安。飲みすぎると糖分の摂取が増えるため注意が必要です。
1日目の検証から、ちょい足しの可能性が垣間見えました。2日目以降の結果でさらにその効果が明らかになることが期待されます!
■ 2日目:ピザ×チリペッパーソースで脂肪燃焼?
ピザといえば、世界中で愛される高カロリー食品の代表格です。チーズたっぷり、生地のモチモチ感、トッピングの多様さが人気の理由ですが、その分、脂質と炭水化物が多く含まれ、カロリーも高め。2日目の検証では、この「ピザ」にチリペッパーソースをちょい足しすることで、体重増加を抑えられるかを試しました。
食事メニュー
この日は、人気ランキング上位のピザを朝昼晩に食べる、まさにピザ三昧の1日!
- 朝食:マルゲリータ(ランキング1位)
ピザの王道ともいえるマルゲリータ。トマトソース、モッツァレラチーズ、バジルというシンプルな組み合わせながら、濃厚な味わいが特徴です。 - 昼食:照り焼きチキンピザ(ランキング3位)
甘辛い照り焼きソースとジューシーなチキンがたっぷり乗ったピザ。マヨネーズのトッピングがさらにカロリーを押し上げます。 - 夕食:ハワイアンピザ(ランキング5位)
パイナップルとハムの甘じょっぱい組み合わせがクセになるピザ。炭水化物の生地と果物の糖分が合わさり、総カロリーがさらにアップ。
ちょい足しのポイント:チリペッパーソース
この日使われたのは、辛味成分「カプサイシン」を含むチリペッパーソース。以下の効果が期待されます:
- 脂肪燃焼を促進
カプサイシンは代謝を上げ、体内で脂肪をエネルギーとして効率よく消費する働きがあります。 - 糖質吸収の抑制
ソースに含まれる酢が、食事中の糖質吸収を抑える効果を発揮。血糖値の急上昇を防ぎます。 - 満腹感の向上
辛味が食事中の刺激となり、少量でも満足感を得やすくなることが期待されます。
2日目の結果
翌朝の体重測定では、以下のような結果が出ました:
- かずや:77.2kg → 77.3kg(+0.1kg)
チリペッパーソースを加えずにピザを楽しんだかずやの体重は、わずか0.1kgの増加にとどまりました。ピザ自体のカロリーの高さを考えると、増加幅が小さいようにも見えますが、前日の高カロリー食の影響が持続している可能性もあります。 - たくや:76.9kg → 77.0kg(+0.1kg)
一方で、チリペッパーソースをすべてのピザにちょい足ししたたくやの体重も、かずやと同じく0.1kgの増加。ただし、ソースのカプサイシンや酢の効果により、脂肪燃焼や糖質吸収抑制が働き、さらなる体重増加が防がれた可能性が考えられます。
考察:ピザ×チリペッパーソースの相性と効果
体重増加が同じ0.1kgにとどまった理由について、以下のような可能性が考えられます:
- カプサイシンの即効性
辛味成分カプサイシンは、摂取後すぐに代謝を高める働きがあるため、摂取した脂質の一部が速やかに燃焼された可能性があります。 - 血糖値スパイクの抑制
ピザの主成分である炭水化物が、酢の作用によって血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪として蓄積されにくくなったと考えられます。 - 満腹感の持続
辛味による刺激が食欲を抑え、1日の総摂取カロリーを自然と抑える効果があった可能性があります。
チリペッパーソースを活用する際のポイント
- 量の調整:ピザ1枚あたり小さじ1程度が目安。辛味が強すぎると胃を刺激しすぎる可能性があるため、適量を心がける。
- ピザ以外の活用例:パスタやグリルチキンなど、脂質が多めの料理にも応用可能。
- 酢とのバランス:酢の含有量が多いソースを選ぶことで、糖質抑制効果をさらに高められる。
結論
2日目の結果は、チリペッパーソースの効果を実感するにはやや短期間すぎた可能性がありますが、ピザという高カロリー食品に対して脂肪燃焼や糖質吸収抑制の効果が期待できることがわかりました。
次回ピザを楽しむ際は、チリペッパーソースをちょい足ししてみてはいかがでしょうか?
■ 3日目:カレー×プルーン3粒で糖吸収抑制?
カレーはそのスパイシーな味わいとリッチなコクから、多くの人に愛される料理ですが、同時に高カロリー食品として知られています。特にライスとの組み合わせが血糖値を急上昇させやすいことから、食べ過ぎは体重増加や健康への影響が懸念されます。そこで、3日目の検証では、カレーにプルーン3粒をちょい足しして、その糖吸収抑制効果と体重変化を検証しました。
食事メニュー
この日は朝昼晩、カレー三昧のメニュー構成。バリエーション豊かなカレーで検証が進められました。
- 朝食:ビーフカレー
牛肉たっぷりで濃厚なルーが特徴のビーフカレー。カロリーも高めで、脂質と炭水化物が多く含まれています。 - 昼食:チキンカレー
チキンを使用したヘルシーなカレー。ただし、カレーそのもののルーが濃厚で、糖質と脂質が依然として多い食事です。 - 夕食:カツカレー
カレーの中でも最も高カロリーといえるカツカレー。揚げ物とルー、さらに白米の組み合わせで、体重増加のリスクが高まります。
ちょい足しのポイント:プルーン
この日の検証では、全ての食事に「プルーン3粒」をちょい足ししました。以下のような効果が期待されます:
- 脂肪蓄積を防ぐ「クロロゲン酸」
クロロゲン酸は、糖や脂肪の吸収を抑える効果があるとされ、特に高カロリー食に適した成分です。 - 血糖値上昇の抑制
プルーンに含まれる食物繊維が、炭水化物の消化を遅らせ、血糖値スパイクを防ぎます。 - 塩分排出を促す「カリウム」
高塩分のカレーや揚げ物と一緒に摂取することで、体内の余分なナトリウムを排出し、むくみ軽減や健康維持に役立ちます。
3日目の結果
翌朝の体重測定で、以下のような変化が見られました:
- かずや:77.3kg → 77.4kg(+0.1kg)
プルーンをちょい足ししなかったかずやは、わずかに体重が増加。特に、夕食に摂取したカツカレーの影響が大きかったと考えられます。ルーの糖質や揚げ物の脂質が蓄積された結果といえそうです。 - たくや:77.0kg → 77.1kg(+0.1kg)
一方で、プルーンを加えたたくやも、同じく0.1kgの体重増加。しかし、カロリーの高いカレーを3食摂取したにもかかわらず、体重増加が抑えられている点は注目すべきポイントです。プルーンの成分が糖質吸収の抑制や脂肪蓄積の軽減に寄与した可能性があります。
考察:プルーンちょい足しの効果と限界
この結果を詳しく考察すると、プルーンが一定の効果を発揮した可能性が高いと言えます。
- クロロゲン酸による糖質吸収抑制
プルーンに含まれるクロロゲン酸が、炭水化物の消化を遅らせ、血糖値の急激な上昇を防いだと考えられます。これにより、カロリーの一部が脂肪として蓄積されにくくなった可能性があります。 - 食物繊維の満腹感促進
プルーンには水溶性食物繊維が豊富に含まれており、満腹感を得やすくなるため、無意識のうちに食べ過ぎを抑えられたのかもしれません。 - カリウムによる余分な水分の排出
高塩分のカレーを摂取することで体内に溜まりやすくなるナトリウムを、カリウムが中和し、むくみを軽減した可能性があります。これが体重増加の抑制につながったと考えられます。
プルーンを活用する際のポイント
- 摂取量:1食につき3粒程度が目安。摂りすぎると糖分の過剰摂取につながる可能性があるため注意が必要です。
- タイミング:食事中に摂取することで、血糖値の上昇を効果的に抑えることができます。
- カレー以外の応用:スムージーやヨーグルトに混ぜるなど、普段の食事に手軽に取り入れることも可能です。
結論
3日目の検証では、プルーンをちょい足しすることで体重増加が抑えられた可能性が示唆されました。特に、糖質や脂肪の吸収抑制効果が高カロリーなカレーとの相性が良く、むくみ軽減にもつながる点がポイントです。
次回カレーを楽しむ際は、ぜひプルーンを取り入れて、より健康的にカレーを楽しんでみてはいかがでしょうか?
■ 検証結果のまとめ
トータル体重変化
- かずや:76.8kg→77.4kg(+0.6kg)
- たくや:76.8kg→77.1kg(+0.3kg)
ちょい足しの効果
- たくやの方が体重増加を抑えられた結果に。ただし、差はわずか0.3kgであり、他の要因も考えられる。
■ ちょい足しのポイントと日常での活用方法
高カロリー食との相性が良いちょい足しアイデア
- 揚げ物にはグレープフルーツジュース
- 生搾りや市販品でもOK。脂肪燃焼効果を期待。
- ピザにはチリペッパーソース
- 酢とカプサイシンで糖質吸収抑制&脂肪燃焼促進。
- カレーにはプルーン
- 1食につき3粒程度が適量。
注意点
- 摂取量に注意:過剰な摂取は逆効果になる可能性がある。
- 健康状態に応じた選択:グレープフルーツは薬との相互作用に注意。
■ 視聴者の声やコメントを募集
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