「老いの始まり」に向き合う
2024年12月9日放送のNHK「あさイチ」では、「老いの始まり」というテーマを中心に、年齢を重ねることの意味や向き合い方について考えました。司会の鈴木奈穂子さん、博多大吉さん、博多華丸さんの軽妙な進行に加え、ゲストとして鈴木保奈美さん、LiLiCoさん、長谷川京子さんが登場。視聴者の体験談や専門家の意見も交えた議論の中で、老いを受け入れ、楽しむための具体的なヒントが語られました。
【あさイチ】ツイQ楽ワザ ひものお悩み解消&活用術|大掃除・収納・ファッションの驚きアイデア|2024年12月3日放送内容
老いの始まりを実感する瞬間
40代で訪れる「老いの兆し」
老いを最も強く意識し始める年代として挙げられたのが40代。人生の折り返し地点ともいえるこの時期、体や心の変化を感じる人が多いといいます。番組では、47歳の西村緑さんのエピソードが紹介されました。老眼を受け入れられずメガネを避けていたものの、夫から「そろそろ必要ではないか」と指摘されショックを受けたと語ります。このエピソードは、多くの視聴者の共感を呼んだようです。
スタジオではLiLiCoさんが「雑誌を読もうとしても字が見えなくなり、思わずスマホの画面を拡大していました」とユーモアを交えながら老眼の実感を語りました。一方、華丸さんは「筋トレを頑張った結果、体脂肪率や体重が少ししか減らず、筋肉量が微増。代謝が落ちているのを感じます」と笑顔でコメント。こうした体験談を通じ、老いを感じるきっかけは人それぞれであることが示されました。
更年期と気持ちの変化
更年期の症状に悩む視聴者からの声も紹介されました。47歳の女性は、更年期による生理トラブルや親の介護への不安について語り、「老いに直面し、これからの生活にどう対応すべきか迷っています」と心情を明かしました。これに対し、LiLiCoさんは「更年期には終わりがあるから救いになる」としつつも、自身も重い症状に苦しんだことを告白。長谷川京子さんも「不安なのはわかるけれど、自分が更年期に入ったのか単純に気持ちの揺れなのかわからない」と正直な心情を語りました。
老いを前向きに捉える新たな視点
ヒトだけが持つ「老いる特権」
番組では「老いるのはヒトだけの特権」と進化論的な視点が語られました。多くの野生動物は老いる前に死ぬようプログラムされていますが、人間は老いを経験しながらも生き続けられる特性を持っています。このテーマについて小林武彦さんが「40歳からが人間としての本当の人生」と指摘したことに対し、LiLiCoさんは「その通り。40歳以降が一番楽しい」と大きくうなずきました。
また、鈴木保奈美さんは「若い人たちが年を取った人たちを見て楽しそうだと思えるなら、老いることへの恐れも減るのでは」とコメント。老いをポジティブに捉える重要性を強調しました。
年齢を重ねることは成長
作家の金原ひとみさんが登場し、20代から40代への変化を語りました。「人へのかたくなさがなくなり、最近では目の前がクリアに見えるようになりました」と話す金原さんは、「老いは成長であり、下降ではない」と結論づけました。視聴者からも「掃除が大変な自分にとって老眼は神様からの贈り物」という前向きな声が寄せられ、スタジオを和ませました。
老いを楽しむ挑戦:70代から始める新たな挑戦
人気お菓子教室の成功例
70歳の井藤由紀子さんが57歳で始めたお菓子教室のエピソードが紹介されました。未経験ながらも始めた教室は、現在では40人以上の生徒を抱える人気ぶり。井藤さんは「子育てが終わり、自分の時間が持てるようになったことがきっかけでした」と語ります。夫の転勤やストレスの多い環境を乗り越え、お菓子作りを楽しみながら教室を続けたことで、自分自身も成長できたと述べています。
さらに井藤さんは「75歳までは教室を続けたい」と意欲を語り、年齢に関係なく挑戦する姿勢の大切さを示しました。視聴者からも「70代になっても人生を楽しむ姿に勇気をもらいました」といった反響が寄せられました。
読者の声をお待ちしています!
この記事を読んでいる皆さんも、老いについての体験や考えをコメント欄で共有してください。「老いの始まり」を感じた瞬間や、それをどう受け入れているかなど、ぜひご意見をお聞かせください。共有することで、新たな視点やアイデアを見つけられるかもしれません。
まとめ
NHK「あさイチ」の12月9日放送回では、「老いの始まり」をテーマに、多様な視点から老いについて考える時間が提供されました。40代から感じる老いのサインや、更年期への不安、老いを楽しむ挑戦など、誰もが共感できる内容が満載でした。人生をどう豊かにするかを模索するきっかけとして、この回の内容は多くの人にとって大切なヒントになることでしょう。
みんな!ゴハンだよ「洋風カレーうどん」樋口直哉さんのレシピ
2024年12月9日(月)のNHK「あさイチ」のコーナー「みんな!ゴハンだよ」では、料理研究家・樋口直哉さんが「洋風カレーうどん」のレシピを紹介しました。このレシピは、カレー粉の豊かな風味とコクを活かしたアレンジが特徴で、家庭でも手軽に作れる本格派カレーうどんです。豚バラ肉とネギを使用し、バターの風味をプラスすることで洋風の仕上がりを楽しめます。
本記事では、このレシピの材料と作り方を詳しく解説します。「みんな!ゴハンだよ」を見逃した方も、この記事を参考にして絶品カレーうどんを作ってみてください。
【それって実際どうなの会】食事に「ちょい足し」で太らない?ピザ・カレー・揚げ物で実験|2024年11月20日(水)放送
材料と下準備
材料(2人分)
- ゆでうどん:2玉
- 豚バラ肉(薄切り):100g
- ねぎ:1/2本
- バター:10g
- 塩:ひとつまみ
- めんつゆ:カップ1
- サラダ油:大さじ1
- 小麦粉:大さじ1
- カレー粉:大さじ1
洋風カレーうどんの作り方
豚肉とねぎの準備
- 豚肉とねぎをカット
- 豚バラ肉を4cm程度の長さに切ります。
- ねぎは縦半分に切り、1cm幅の斜め切りにします。
具材を炒める
- フライパンで炒める
- フライパンに豚バラ肉を均等に並べ、バターをのせて中火で熱します。
- 肉に火が通ったら、ねぎを加え、しんなりするまで炒めます。
- 塩ひとつまみで味を整え、具材の準備は完了です。
カレーソースの作り方
ソースを炒めて作る
- ルーを作る
- 小鍋にサラダ油と小麦粉を入れ、中火で炒めます。
- 全体がとろとろになり、薄く色づいたら火を止めます。
- カレー粉とめんつゆを加える
- 鍋にカレー粉を入れ、香りが立つまで混ぜます。
- 続いてめんつゆを少しずつ加えながらダマにならないように溶き伸ばします。
- 仕上げる
- 再び中火にかけ、沸騰させながらとろみをつけます。
うどんを仕上げる
- ゆでうどんの準備
- 袋の口を開けたゆでうどんを平皿にのせ、電子レンジ(600W)で1分間温めます。
- その後、熱湯で軽くゆでます。
- 盛り付け
- 器に温めためんつゆを注ぎ、ゆでうどんを盛ります。
- その上に炒めた具材(豚肉とねぎ)をのせ、最後にカレーソースをかけて完成です。
まとめ
「洋風カレーうどん」は、カレー粉のスパイシーな香りとバターのコクが絶妙に調和した一品です。豚バラ肉とねぎのうまみが溶け込んだカレーソースが、もちもちのうどんに絡み合い、満足感たっぷりの仕上がりになります。
この記事を参考に、ぜひ自宅で「洋風カレーうどん」を楽しんでみてください!質問や感想があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
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