キムチを食べると太りにくい?噂の真相を検証!
キムチは乳酸菌が豊富で、腸内環境を整えることでダイエットに効果があるといわれています。さらに、カプサイシンには脂肪燃焼効果があり、ビタミンBが糖の代謝を助けるため、キムチを日常的に食べると痩せやすくなるのでは?という説もあります。そこで、今回の放送ではお笑いコンビ「ザ・たっち」が、双子でキムチあり・なしの食生活を3日間続けた結果、本当に体重に変化があるのかを検証しました。
今回の実験では、たくやさんがキムチありの食事、かずやさんがキムチなしの食事を3日間続け、それぞれの体重の変化を比較しました。果たして、キムチを食べたほうが痩せるのでしょうか?
放送で紹介されたキムチの健康効果や、検証結果の詳細をわかりやすく解説します。
キムチのダイエット効果とは?専門家の解説
今回の実験のポイントとなるのは、キムチに含まれる3つの成分の効果です。
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植物性乳酸菌
- キムチにはヨーグルトよりも多くの乳酸菌が含まれているといわれています。
- 植物性乳酸菌は胃酸に強く、生きたまま腸に届きやすい。
- 腸内環境が整うと便通がよくなり、体に不要なものが排出されやすくなる。
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カプサイシン
- キムチの辛さのもととなる成分で、脂肪燃焼を助ける。
- 体温を上げることでエネルギー消費が増え、代謝がアップする。
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ビタミンB群
- 糖の代謝を助け、エネルギーに変える働きがある。
- 糖質が脂肪として蓄積されにくくなるため、太りにくい体質に。
埼友クリニックの高取さんも「腸内環境が改善されると、食べたものが余分な脂肪として蓄積しにくくなる。カプサイシンの燃焼効果とビタミンBの代謝促進作用が組み合わさることで、ダイエット効果が期待できる」と解説していました。
【実験】キムチあり・なしで双子の体重に変化があるのか?
検証の方法はシンプルです。たくやさんは毎回の食事にキムチをプラスし、かずやさんは通常の食事をとる。これを3日間続け、体重の変化を測定しました。
検証開始時の体重
- たくや(キムチあり):76.2kg
- かずや(キムチなし):75.8kg
【1日目】食事と体重変化
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朝食:牛丼
- たくやさんはキムチをトッピング。
- キムチのカプサイシンが胃を刺激し、食欲が増す効果がある。
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昼食:焼きそば
- キムチと日本の大豆は世界五大健康食品のひとつ。
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夕食:焼肉
- キムチを一緒に食べることで、脂っこさが軽減される。
1日目の体重変化
- たくや:76.2kg → 76.0kg(-0.2kg)
- かずや:75.8kg → 75.9kg(+0.1kg)
【2日目】食事と体重変化
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朝食:チャーハン
- たくやさんはキムチを加えて食べる。
- キムチの植物性乳酸菌は胃酸に強く、生きたまま腸に届く。
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昼食:味噌バターラーメン
- 発酵食品の味噌とキムチの相乗効果で腸内環境を整える。
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夕食:カレー
- カプサイシンが脂肪燃焼をサポート。
2日目の体重変化
- たくや:76.0kg → 75.9kg(-0.1kg)
- かずや:75.9kg → 76.0kg(+0.1kg)
【3日目】食事と体重変化
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朝食:納豆チーズトースト&サラダ
- キムチ×ブロッコリーの組み合わせが注目!
- キムチ(プロバイオティクス)とブロッコリー(プレバイオティクス)の相乗効果で腸内環境がさらに改善される。
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昼食:肉野菜炒め
- ビタミンB豊富な野菜と組み合わせることで糖の代謝がアップ。
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夕食:すき焼き
- キムチを加えることで、発酵食品同士の相乗効果が期待できる。
3日目の体重変化
- たくや:75.9kg → 75.7kg(-0.2kg)
- かずや:76.0kg → 76.1kg(+0.1kg)
【結果】キムチを食べたほうが痩せる!?
3日間の結果は以下の通りです。
- たくや(キムチあり):76.2kg → 75.7kg(-0.5kg)
- かずや(キムチなし):75.8kg → 76.1kg(+0.3kg)
最終的に、0.8kgの差がつく結果となりました。
高取さんは「短期間でこれだけの違いが出るのは驚き。長期的に続けることで、さらに効果が期待できる」とコメントしていました。
まとめ
今回の検証では、キムチをプラスすることで腸内環境が整い、代謝が上がることで体重が減りやすくなるという結果が出ました。
- キムチの乳酸菌が腸内環境を整え、便通が改善される。
- カプサイシンが脂肪燃焼をサポートし、代謝がアップ。
- ビタミンBが糖をエネルギーに変え、脂肪として蓄積されにくくなる。
- ブロッコリーと組み合わせることで腸活効果が倍増。
キムチを普段の食事に取り入れることで、無理なくダイエットができるかもしれませんね!
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