はじめに
2024年12月9日(月)に放送された「帰れマンデー見っけ隊!!」は、サンドウィッチマンの故郷である宮城県を舞台にしたスペシャル企画。鳴子温泉をスタート地点に、サンドウィッチマンとゲストの内田有紀さん、宮川大輔さんが秘境路線バスを利用して地元の絶品グルメと感動絶景を探す旅に出ました。
今回の旅のゴールは、「虹色の丘」と呼ばれる奇跡の絶景スポット。途中には、鳴子温泉ならではの情緒ある風景や地元民に愛されるグルメが盛りだくさん。また、伊達政宗ゆかりの地を巡り、温泉とグルメ、歴史を堪能する内容となっています。
【帰れマンデー見っけ隊!!】世界遺産・軍艦島に緊急上陸!非公開エリア潜入3時間SP|2024年12月2日放送内容
【12月9日(月)よる7時〜】#帰れマンデー☀️ は#サンドウィッチマン の地元・宮城県
里帰りスペシャル🏞️#内田有紀#宮川大輔伊達が全国民に食べてほしい
“栗だんご”🌰や
あのサンドも知らなかった
“凍みっぱなし丼”など
絶品宮城グルメが続々✨旅のゴールには…
東北最大級 虹色の丘が🌈 pic.twitter.com/7aL2GngWzB— 帰れマンデー見っけ隊!! (@bussand_EX) December 7, 2024
鳴子温泉をスタート地点にした旅
鳴子温泉の特徴と歴史
鳴子温泉は、宮城県大崎市に位置する東北を代表する名湯で、開湯から1,000年以上の歴史を誇ります。日本全国に存在する10種類の泉質のうち、7種類がこの地域に集まるという希少性があり、全国的にも有名な温泉地です。この豊富な泉質は、慢性疾患や皮膚病の治療に効果があると言われており、湯治場として古くから親しまれてきました。また、泉質の中には「美肌の湯」として知られるものもあり、女性観光客からも高い人気を誇ります。
温泉街には、古き良き情緒が漂う木造の旅館や共同浴場が立ち並び、まるでタイムスリップしたかのような雰囲気を楽しむことができます。散策を楽しむ途中には、こけし工房や地元の食堂、手湯・足湯スポットも点在し、立ち寄るごとに新たな発見があります。特に足湯は無料で利用できるものが多く、温泉街を巡る際の癒しのひとときとして人気です。
鳴子温泉はまた、「鳴子こけし」の発祥地としても有名です。こけしの歴史は江戸時代に遡り、湯治客への土産物として作られたのが始まりとされています。鳴子こけしは、「首をひねると音が鳴る」という特徴を持ち、その独特な技法とデザインが多くのファンを魅了しています。街中にはこけし工房が点在し、手作り体験ができるスポットもあります。また、毎年秋に開催される「全国こけし祭り」では、日本各地から職人が集い、こけしの魅力を発信しています。
伊達政宗ゆかりのルート
今回の旅は、宮城県を象徴する歴史的な人物、伊達政宗ゆかりの地を巡るルートで進行しました。伊達政宗は、戦国時代から江戸時代初期にかけて活躍した仙台藩初代藩主であり、その統治下で鳴子温泉が大いに発展したと言われています。政宗自身もこの地域の温泉を愛し、度々訪れたとされています。
鳴子温泉には、政宗にまつわる伝説やゆかりの建物が数多く残されています。例えば、政宗が訪れたとされる温泉の一つ「元祖うなぎ湯 ゆさや」は、滑らかな湯ざわりが特徴で、肌への優しさが抜群のお湯として知られています。また、温泉街に点在する古い建物や石碑には、政宗時代の文化や歴史が感じられ、散策するだけでタイムトラベルをしているような気分を味わえます。
さらに、政宗ゆかりのスポットとして、温泉街から少し足を延ばした場所にある「旧有備館及び庭園」も見逃せません。この学問所は1677年に建設され、政宗の意向で仙台藩の若手武士の教育の場として使われました。庭園は四季折々の景色を楽しむことができ、日本一面白い池として知られる池もあります。池にエサを撒くと、鯉が一斉に寄ってくる様子がユニークで、多くの観光客が訪れる人気スポットです。
今回のルートでは、温泉、歴史、そして地元グルメを一度に堪能できるという、宮城の魅力を詰め込んだ旅となりました。伊達政宗の影響を感じながら、鳴子温泉の奥深い魅力に触れることができる絶好の機会です。
鳴子温泉での絶品グルメと観光スポット
名湯「元祖うなぎ湯 ゆさや」
旅の途中で訪れた「元祖うなぎ湯 ゆさや」は、鳴子温泉の象徴ともいえる名湯の一つです。名前の由来である「うなぎ湯」は、その湯ざわりがまるでうなぎのように滑らかであることにちなみます。泉質は肌に優しい弱アルカリ性で、特に乾燥肌や敏感肌の方に人気があります。一行はその極上の湯に癒され、旅の疲れをリフレッシュ。旅館自体も歴史ある建物で、温泉の情緒を存分に楽しめます。
鳴子こけしの魅力と「岡崎斉の店」
次に訪れた「岡崎斉の店」は、日本有数のこけし産地である鳴子温泉の代表的な工房の一つです。一行は、鳴子こけし特有の「首をひねると音が鳴る」という仕掛けに感動し、その技術や歴史に触れるひとときを過ごしました。また、地元で開催される「全国こけし祭り」についても紹介され、祭りでは全国各地のこけしが一堂に会し、街を練り歩く様子が語られました。こけしの購入だけでなく、手作り体験も可能で、旅の思い出作りに最適です。
老舗「餅処 深瀬」の絶品栗だんご
鳴子温泉を訪れたら外せない名物が「餅処 深瀬」の栗だんごです。創業100年以上の老舗で、職人の手作業によって一つ一つ丁寧に作られる栗だんごは、もちもちの団子に甘露煮の大きな栗を包み込み、さらに甘辛いみたらし餡がたっぷりとかけられています。一行もその出来立てを味わい、地元の伝統的な味わいに感激しました。深瀬ではその日作った分が完売してしまうことが多いため、早めの来店がおすすめです。
地元食堂「たかはし亭」の鳴子焼き蕎麦
「たかはし亭」は、地元のお母さんたちが営む温かい雰囲気の食堂で、鳴子温泉の名物料理「鳴子焼き蕎麦」を提供しています。一般的な焼きそばとは異なり、日本蕎麦を使用し、特製の甘辛いソースで味付けされています。さらに「おくずかけ」という地元の郷土料理も人気で、野菜やキノコがたっぷり入ったとろみのあるスープが体を温めます。この食堂は元々診療所だった建物をリノベーションして作られたもので、店内の雰囲気も非常にアットホームです。
創作割烹「水月」の凍みっぱなし丼
鳴子温泉のグルメ旅で特に印象的だったのが、創作割烹「水月」で提供される「凍みっぱなし丼」です。この丼には、凍結・熟成を経た保存食「凍み豆腐」が使われています。この豆腐は、乾燥させた通常の凍み豆腐とは異なり、柔らかくジューシーな食感が特徴。一行はその独特な食感と甘辛いタレの味わいに感動しました。衣をつけて揚げた豆腐を卵でとじ、温かいご飯の上にのせたこの丼は、地元ならではの食文化を象徴する一品です。「水月」では、他にも仙台牛を使ったステーキ丼や地元野菜を活かした創作料理も楽しめます。
他のスポット:地元のお肉屋さん「肉のしばさき」
一行が道中立ち寄った「肉のしばさき」では、地元で評判の「しばさきコロッケ」を味わいました。揚げたてのコロッケは外はサクサク、中はホクホクで、旅の間食にぴったり。また、このお店では地元の新鮮な肉を使用したメンチカツや手作りハムなども販売されており、どれも絶品です。
温泉街の手湯と地元の方との触れ合い
鳴子温泉街を散策する途中、一行は手湯に立ち寄りました。温かいお湯で手を癒しながら、地元の方々と触れ合う場面も見られました。東北ならではの人情味あふれる会話や、方言を交えた交流は、観光客にとっても心温まるひとときです。
鳴子温泉でのグルメと観光スポットは、どれも地元の歴史や文化、温かい人々との触れ合いが詰まった体験ばかりです。一度訪れるだけで、温泉の癒しとグルメの満足感、そして地域の豊かな魅力を存分に味わうことができます。
ゴール地点「虹色の丘」とは?
やくらいガーデン「ふるるの丘」
ゴール地点として一行が訪れたのは、宮城県加美町に位置する「やくらいガーデン」の「ふるるの丘」です。この広大な花畑は、秋限定で約16万株もの花々が咲き誇り、赤や黄色、オレンジ、紫など、鮮やかな色彩が一面に広がる景観が特徴です。「虹色の丘」とも呼ばれるこの場所は、訪れる人々を圧倒する絶景スポットとして知られています。
花畑の特徴
ふるるの丘に植えられている花々はサルビア、ケイトウ、バーベナ、ガウラなど約20種類に及びます。これらの花々が、帯状に配置されることで、まるで虹のような美しいグラデーションを作り出します。その景色は訪れるタイミングや天候によって表情を変え、何度訪れても新鮮な感動を与えてくれる場所です。
見どころとフォトスポット
丘の中央には展望エリアが設置されており、花畑全体を見渡せる絶好のビューポイントとなっています。展望エリアから眺める景色は圧巻で、写真撮影にも最適。多くの観光客がカメラを片手にこの風景を収め、SNSなどでも話題となる絶景ポイントです。
園内の魅力
やくらいガーデンには「ふるるの丘」以外にも、バラが咲き誇る「ローズガーデン」やハーブをテーマにした「ハーブガーデン」など、8つのテーマガーデンが点在しています。それぞれのエリアで異なる季節の花々を楽しむことができ、訪れるたびに違った印象を受けるのが魅力です。
イルミネーションイベント「星あかり」
秋から冬にかけての特別イベントとして、「やくらいガーデン」では12月22日まで宮城県内最大級のイルミネーションイベント「星あかり」が開催されています。このイベントでは、ガーデン全体が幻想的な光に包まれ、昼間とはまた違った美しい景色を楽しむことができます。
イベントの見どころ
約50万個のLEDライトが使用され、星空をイメージしたイルミネーションが広がります。特に人気なのが「光のトンネル」で、訪れる人々を夢のような世界へと誘います。また、各テーマガーデンもライトアップされ、それぞれ異なるコンセプトの光景を楽しむことができます。
ナイトガーデンの楽しみ方
イルミネーションを見るだけでなく、温かい飲み物を片手に散策したり、ライトアップされた花々の間を歩くことで、ロマンチックなひとときを過ごすことができます。訪問者の中には家族連れやカップルも多く、誰もが楽しめるイベントとして人気を集めています。
アクセスと注意点
やくらいガーデンは車でのアクセスが便利で、駐車場も広く整備されています。イルミネーション期間中は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って訪問することをおすすめします。また、夜間は冷え込むため、防寒対策をしっかりと行いましょう。
やくらいガーデン「ふるるの丘」は、昼間の花畑の絶景と、夜のイルミネーションの両方を楽しむことができる贅沢なスポットです。今回の旅のゴールとして訪れたこの場所は、まさに「虹色の丘」と呼ぶにふさわしい美しさで、一行の心に深く刻まれる感動的な終着点となりました。
視聴者のコメントや体験談を募集中
今回の旅で紹介された鳴子温泉や「虹色の丘」について、皆さんの感想やご質問をぜひお聞かせください。訪れたことがある方は、体験談も大歓迎です!
まとめ
「帰れマンデー見っけ隊!!」では、東北を代表する温泉地・鳴子温泉とその周辺の魅力を存分に堪能する旅が描かれました。絶景「虹色の丘」や地元ならではのグルメがたっぷり詰まった今回の放送は、宮城の新たな魅力を発見する絶好の機会となりました。
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