いくら食べても太らない!?大食いタレント体重変化の謎に迫る!|2025年3月26日放送分
2025年3月26日(水)放送の『それって実際どうなの会』(TBS系)では、「いくら食べても太らない」と言われる大食いタレントたちの体重変化の秘密に迫る特集が組まれました。90分の拡大版で放送されたこの回では、実際にタレントが丸2日間体重計に乗り続けて検証する驚きの実験も行われ、その結果に多くの人が驚きました。「あんなに食べているのにどうして太らないの?」という疑問に対し、番組は医学的・科学的な視点からわかりやすく解説し、視聴者も納得できる内容でした。
放送後、詳しい内容が分かり次第、最新の情報を更新します。
驚きの実験!2日間体重を測り続けたらどうなる?
番組では、大食いタレントが好きなものを好きなだけ食べたあとに48時間連続で体重を測るという前代未聞の検証を実施しました。この検証では、以下のような点が明らかになりました。
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一時的に体重は増加するものの、翌日にはほぼ元に戻る
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食べた直後と翌日の朝で最大3kg以上の差が出たケースも
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排出や水分量の変化が体重に大きく関わっている
これにより、「食べたらすぐに太る」という一般的なイメージが必ずしも当てはまらないことがわかりました。体重は単純な食事量だけでは決まらず、体内で起きているさまざまな変化によって調整されているのです。
消化のスピードと“ところてん式”排出がカギ?
大食いタレントの多くが口にするのが、「次の食事で前の食べ物が押し出されるように出ていく」という感覚です。これは“ところてん式”と呼ばれるもので、腸内に長くとどまる前に食べ物が排出されるため、吸収されるカロリーが少なくなるとされています。
つまり、食べてもその栄養のすべてが体に吸収されるわけではなく、すぐに外へ出ていくことで太りにくくなる仕組みが働いているのです。この排出スピードの早さは個人差があり、大食いタレントの中には特にこのスピードが早い人もいることがわかっています。
また、大食いを繰り返している人ほど腸の働きが活発になり、より効率よく食べ物が体外に出ていく傾向にあると考えられています。
腸内環境が整っていると太らない体に?
番組ではさらに、腸内細菌のバランスについても取り上げられていました。腸には善玉菌・悪玉菌・日和見菌が存在しており、善玉菌が多く優位になっていると、栄養の吸収バランスや代謝が良くなることがわかっています。
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発酵食品(ヨーグルト、納豆、キムチなど)をよく食べている
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食物繊維を意識して摂っている
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水分補給をこまめにしている
こういった習慣が整っている人は、太りにくい腸内環境を保っている可能性が高いです。大食いタレントの中には、普段から食生活に気をつかっている人も多く、大量に食べる日の前後で調整をしているケースも紹介されていました。
生まれ持った高い基礎代謝も理由のひとつ
もうひとつ注目すべきは、「基礎代謝」の高さです。基礎代謝とは、何もしていなくても体が消費するエネルギーのことを指します。筋肉量が多い人、内臓が活発に働く人、体温が高めの人などは、この基礎代謝が高くなる傾向にあります。
大食いタレントの中には、座っているだけでも多くのエネルギーを使う体質の人がいて、そういった人は食べた分のカロリーをすぐに消費してしまうため太りにくいのです。さらに、大量に食べる行為自体がエネルギー消費につながるため、それもまたダイエットに近い効果を生んでいることになります。
たとえば、食べ続けるために胃を動かす、咀嚼する、代謝を上げる、そうした行動すべてがエネルギーを消費しており、結果的に「食べれば食べるほど消費も増える」というサイクルが生まれているのです。
太らない秘密は「奇跡」ではなく「仕組み」にあった
今回の番組でわかったのは、大食いタレントがいくら食べても太らないのには、明確な理由と体の仕組みが関係しているということです。体重の変化は、単に食べた量だけで決まるものではなく、排出のタイミング、消化吸収の効率、腸内環境、基礎代謝などが複雑に関係して成り立っているのです。
また、彼らも無制限に食べているわけではなく、普段の食生活ではバランスの取れた食事や体調管理を徹底していることも紹介されていました。つまり、大食い=不健康というイメージとは違い、むしろ体と向き合い、調整しているプロの食べ方がそこにありました。
おわりに
『それって実際どうなの会』で明かされた大食いタレントの体重の秘密は、一見不思議に見える現象も、すべてが体の働きによる結果であることを示してくれました。「たくさん食べても太らない」には、正しい生活習慣と体質の理解が必要なのです。自分の体重や体質に悩んでいる人にとっても、大きなヒントになる内容でした。
放送の内容と異なる場合があります。
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