明治30年創業!桜なべ みの家で味わう伝統の馬肉料理|2024年3月2日放送
東京・深川森下にある「桜なべ みの家」は、明治30年(1897年)創業の老舗馬肉料理店です。かつて江戸時代から続く海運業の職人たちに、栄養価が高くスタミナのつく食事として馬肉を提供したことが始まりといわれています。江戸庶民の味として愛され、現在もその伝統を守り続ける名店です。落語家・古今亭志ん朝がこよなく愛したことでも有名で、今でも多くの人が訪れています。今回の放送では、人気の「肉さし」「馬肉たたき」「桜なべ(ロース)」を味わいました。
お店の基本情報
- 店名: 桜なべ みの家 本店
- 住所: 東京都江東区森下2-19-9
- 電話番号: 03-3631-8298
- 営業時間:
- 月・水・木・金・土曜日 12:00~14:00 / 16:30~21:00
- 日・祝日 12:00~20:30
- 定休日: 火曜日
- アクセス:
- 都営地下鉄新宿線・大江戸線「森下駅」徒歩2分
- 駐車場: なし(近隣にパーキングあり)
おすすめメニューと料金
桜なべ みの家の看板メニューは、八丁味噌と江戸甘味噌を合わせた特製味噌だれを使用した関東風すき焼き「桜なべ」。この割り下で馬肉を煮ることで、甘みとコクのある味わいが楽しめます。
- 桜なべ(切り落とし):2,700円
- 桜なべ(ロース肉):3,000円
- 桜なべ(ヒレ肉):3,000円
その他のメニューも充実しており、馬刺しやたたきも人気です。
- 肉さし(馬肉刺身):2,100円
- あぶらさし(たてがみ下の部位):2,050円
- 馬肉たたき:2,050円
- 玉子焼:650円
- 板わさ:400円
- べったら漬:450円
- 冷やっこ:400円
- 焼のり:350円
- 御飯:420円
- お新香:350円
- 玉子汁:300円
ディナーの平均予算は8,000円~9,999円、ランチは4,000円~4,999円ほどです。
お店の歴史とこだわり
桜なべ みの家は、明治時代から130年近くの歴史を誇る馬肉料理専門店です。もともと江戸時代には、牛肉ではなく馬肉が庶民のすき焼きとして親しまれていました。馬肉は高タンパクで脂肪が少なく、江戸の労働者たちにとって貴重な栄養源でした。創業当時から受け継がれる味噌だれは、八丁味噌と江戸甘味噌をブレンドした特製のもの。この味が桜なべの美味しさの決め手となっています。
また、お麩がスープをしっかり吸うことで、さらに旨味が増すのも特徴です。馬肉は臭みがなく、牛肉とは違うあっさりとした味わいが魅力。日本酒との相性も抜群です。
店内の雰囲気
昭和29年(1954年)に建てられた木造建築の店内は、江戸の情緒を感じさせる雰囲気です。
- 畳敷きの広々とした座敷があり、まるでタイムスリップしたような空間
- 下足番がいるため、靴を脱いでゆったりくつろげる
- 歴史を感じる内装で、天井の梁や柱も風格を感じる造り
こうした店の雰囲気も、多くの人を魅了する理由の一つです。
口コミ・評判
料理の評価
- 「桜なべのスープが最高!甘みがあって馬肉と相性抜群」
- 「馬刺しが新鮮でクセがない。口の中でとろけるような食感」
- 「たてがみの部位(あぶらさし)は甘みが強くて驚いた!」
お店の雰囲気について
- 「歴史を感じる建物で、ゆっくりと食事を楽しめる」
- 「昭和の雰囲気がそのまま残っていて、落ち着いた空間」
アクセスの良さ
- 「駅近で行きやすい!森下駅から徒歩2分なのが便利」
まとめ
130年近く続く老舗の味を楽しめる「桜なべ みの家」。馬肉の旨味を存分に味わえる桜なべは、一度は食べておきたい逸品です。お店の雰囲気もレトロで落ち着いており、食事とともに歴史を感じることができます。
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