大分・別府の温泉街&中津の唐揚げ巡り!北乃きいが味わう昭和ノスタルジーとご当地グルメ
11月9日放送の【朝だ!生です旅サラダ】では、ゲストの北乃きいさんが大分県の観光名所である別府温泉街と、中津市の唐揚げ激戦区を巡る旅に出かけました。湯けむり漂うノスタルジックな別府では、昭和の風情が色濃く残る温泉街の古い街並みを歩き、100年以上の歴史を持つパン屋や創業80年の銘菓店を訪れました。また、日本一と評される唐揚げ専門店が集まる中津では、数々の名店の唐揚げを食べ比べ、各店独自の味わいを堪能しました。本記事では、北乃きいさんが体験した各スポットの魅力を余すところなくご紹介します。
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別府温泉街で楽しむ昭和の風情とレトロな観光スポット
別府温泉街には、昭和の面影を色濃く残すレトロな建物や温泉が立ち並び、湯けむりが立ち上る風景が訪れる人々を懐かしさと癒しで包み込みます。大分県を代表する観光地であり、ノスタルジックな雰囲気を楽しみながら、昭和の時代にタイムスリップしたかのような感覚が味わえる場所です。以下、別府温泉街を訪れたら見逃せない、昭和情緒に溢れるスポットをご紹介します。
1. 昭和の雰囲気を色濃く残す温泉街の古い街並み
別府温泉街には、古き良き昭和の香りが残るエリアが多く、特に「竹瓦温泉」周辺にはノスタルジックな建物が立ち並び、狭い路地を歩けばどこか懐かしい気分に浸れます。ここは、観光客だけでなく、地元の人々にとっても心の拠り所となるエリアです。
- 竹瓦温泉:1879年(明治12年)に創設され、1938年(昭和13年)に建て替えられた竹瓦温泉は、別府温泉のシンボル的存在です。天井の高いロビーや木造建築の美しさは昭和の面影を残しており、その圧倒的なレトロ感が人気を集めています。名物である「砂湯」は温かい砂に全身を包まれ、体の芯から温まる独特の入浴体験が楽しめます。この「砂湯」は、別府ならではの名物で、温泉成分が染み込んだ砂に身を委ねると、心地よい温もりが体中に広がり、心身ともにリラックスできます。
- やよい天狗通り:竹瓦温泉の近くにあるやよい天狗通りも、昭和の雰囲気を色濃く残した通りです。ここでは、レトロな看板や昭和の時代を感じさせる店構えの飲食店や土産物店が軒を連ねており、まるで昭和にタイムスリップしたかのような散策が楽しめます。特に、古びた看板や独特の字体が描かれた装飾が目を引き、写真映えするスポットとしても人気があります。ここでは、地元の食材を活かした料理や別府名物が味わえ、昔ながらのお土産品も揃っており、歩きながらショッピングを楽しむのもおすすめです。
2. 九州最古の遊園地「ラクテンチ」
別府市の立石山中腹にある「ラクテンチ」は、1929年(昭和4年)に開園した九州最古の遊園地で、昭和の時代にタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気が特徴です。レトロなアトラクションが揃い、家族連れや昭和ファンにはたまらないスポットです。
- ケーブルカー:立石山の急な斜面を登るケーブルカーは、クラシックなデザインが昭和の時代のロマンを感じさせる乗り物です。ケーブルカーがゆっくりと登っていくと、別府湾や別府市内の美しい景色が次第に広がり、四季折々の自然の美しさを堪能することができます。頂上に着いた瞬間、眼下に広がる絶景は一見の価値ありです。
- アヒルの競走:1950年(昭和25年)から続く名物イベントで、ラクテンチのアヒルの競走は多くの観光客の注目を集めるイベントです。観客は8羽のアヒルのうち、どれが1着でゴールするかを予想し、その愛らしい姿に心が和みます。アヒルたちが一生懸命に小さな足で走る姿に、子供も大人も思わず笑顔がこぼれる、昭和の温かみが感じられるひとときです。
3. 大正5年創業の「友永パン屋」で味わう絶品あんぱん
別府で最も古いパン屋「友永パン屋」は、1916年(大正5年)創業で、100年以上にわたり地元の人々に愛され続けてきました。ここで販売される「あんぱん」は、ふんわりとした生地と滑らかなこしあんの絶妙なバランスが特徴で、観光客にも人気です。
- あんぱん:ふわふわのパン生地に、上品な甘さのこしあんがたっぷりと詰め込まれており、その柔らかさと甘さのバランスが抜群です。創業以来変わらぬ製法で、手作りの温かみが感じられる味わいが楽しめます。パン生地はシンプルながらも深いコクがあり、こしあんのしっとりとした甘さが生地の味わいを引き立て、地元の人々からも長く愛されています。
- パン生地のこだわり:友永パン屋のパンは、保存料や添加物を使わず、素朴で懐かしい味わいが魅力です。素材本来の旨みを引き出した生地は、ふわふわとしており、口の中でほどけるような柔らかさが楽しめます。日々地元の人々の手に渡り、地元民だけでなく観光客も足を運ぶ「別府の定番グルメ」として知られています。
4. 別府ならではの和菓子が揃う「御菓子司 紅屋」と「荒巻餅屋」
別府には、地元産の素材を活かした和菓子店が多く、ここでしか味わえない地元ならではの和菓子が揃っています。中でも人気の「御菓子司 紅屋」と「荒巻餅屋」は、別府の味覚を象徴する名店として、観光客や地元の人々からも親しまれています。
- 御菓子司 紅屋:創業80年の紅屋では、伝統の製法で作られた和菓子が並び、見た目も美しい生菓子や、地元の特産素材を使用した焼き菓子が揃っています。秋には地元の新鮮な栗を使った和菓子が特に人気で、贈り物にも最適です。地元産の素材をふんだんに使用し、素材の味を最大限に活かした味わいは、日本全国から訪れる観光客の舌をも魅了しています。紅屋の和菓子は、職人の技が光る精緻な作りで、伝統の味を守り続けるその姿勢が、多くの人に愛され続ける理由です。
- 荒巻餅屋:もちもちとした食感が特徴の荒巻餅屋では、毎朝一つひとつ丁寧に手作りされる餅菓子が名物です。特に「おはぎ」や「草餅」は、地元の人々の間でも人気が高く、柔らかな餅生地と上品な甘さのこしあんやつぶあんのバランスが絶妙です。お餅はふんわりとした柔らかさで、噛むごとにもち米の甘みが口いっぱいに広がり、素朴ながらも奥深い味わいが楽しめます。地元産のもち米を使った贅沢な食感が堪能できるため、観光客だけでなく、地元の人々にも親しまれており、地元の季節の行事や贈り物にも多く利用されています。
別府温泉街を巡ると、昭和の香りと温かみのある地元ならではの味覚が堪能できます。昭和時代の面影が感じられる街並みや温泉施設、地元の人々に愛され続けるパンや和菓子に触れることで、別府の深い魅力が感じられる旅となるでしょう。
唐揚げの聖地・中津での食べ比べ!名店巡りで味わう「日本一の唐揚げ」
大分県中津市は「唐揚げの聖地」として知られ、数多くの名店が集まる激戦区です。それぞれの店が独自の味付けや調理方法で個性を出しており、食べ比べをしながらお気に入りの唐揚げを見つけるのも楽しみの一つです。今回、北乃きいさんが訪れた4軒の名店「からいち」「諭吉のからあげ」「からあげの鳥しん」「もり山」の魅力をさらに詳しくご紹介します。
1. 中津からあげ からいち:唐揚げグランプリ金賞の実力派
「からいち」は、9年連続で唐揚げグランプリ金賞を受賞した実力派の唐揚げ店です。人気メニューの骨なしもも肉の唐揚げは、カリカリの衣とジューシーな肉のコントラストが魅力で、口に入れた瞬間に広がる旨味が絶品です。
- 骨なしもも肉の唐揚げ:カリッとした衣は絶妙な香ばしさがあり、中はジューシーで柔らかく、特製タレのしっかりとした味付けが肉に染み込んでいます。使用されるタレは甘さと塩気がバランス良く、にんにくやしょうがの香りがアクセントになっていて、一口ごとに深い旨味を感じられます。この味付けがあるからこそ、ご飯との相性が抜群で、一度食べるとやみつきになる味わいです。
2. 諭吉のからあげ:地元特産のかぼすを使った爽やかテイスト
次に訪れた「諭吉のからあげ」は、地元特産のかぼすを使った「かぼすからあげ」が名物です。柑橘の爽やかな風味が唐揚げに加わり、軽い後味でいくらでも食べられそうな美味しさです。
- かぼすからあげ:かぼすの爽やかな酸味が、ジューシーな唐揚げにさっぱりとした後味をもたらし、暑い日でも箸が進む絶品です。柚子胡椒も使われており、ピリッとした辛さが加わることで、さらに深い味わいが楽しめます。脂っこさを感じさせないため、重くならず、他のメニューとも相性が良いのが特徴です。地元産のかぼすを使用することで、唐揚げに自然な柑橘の香りが加わり、大分ならではの味わいが楽しめます。
3. からあげの鳥しん:さっぱりと楽しむむね肉のヘルシー唐揚げ
「からあげの鳥しん」は、脂が控えめなむね肉を使ったヘルシーな唐揚げが特徴です。食感が軽く、カリッとした衣とあっさりとした風味が楽しめます。ヘルシー志向の方にもおすすめの唐揚げです。
- 骨なしむね肉の唐揚げ:あっさりとした味付けが特徴のむね肉唐揚げは、脂身が少なく、噛むほどに鶏肉本来の味が感じられます。さっぱりとしているため、濃い味が苦手な方や、軽い食事をしたい方にぴったりです。薄めの味付けは、肉のジューシーさを邪魔せず、食感をしっかりと楽しめます。外はカリッと中はふんわりとした食感が心地よく、油っぽさが少ないのでいくらでも食べられそうな美味しさです。
4. 中津からあげ もり山:秘伝のタレで漬け込まれた深い味わい
「もり山」は、中津で長年愛されてきた唐揚げの名店で、特に秘伝のタレで漬け込まれた骨なしもも肉の唐揚げが評判です。この秘伝のタレが、肉にしっかりと染み込み、外はカリカリ、中はジューシーという絶妙な食感と味わいを生み出しています。
- 骨なしもも肉の唐揚げ:もり山の唐揚げは、まずそのカリッとした衣の食感に驚かされます。特製タレは甘辛い味わいで、にんにくやしょうがの風味が効いており、しっかりとした味付けがご飯との相性をより高めています。揚げたての唐揚げを一口噛むと、肉汁がジュワッと口の中に広がり、タレの旨味が絡み合い、奥深い味わいが楽しめます。もり山の唐揚げは、地元の人々から観光客まで多くの人に長年愛されており、「中津の味」を象徴する一品です。
中津唐揚げの楽しみ方とおすすめの食べ比べ
中津市には、他にも多くの唐揚げ専門店があり、それぞれの店が個性あふれる味わいを提供しています。各店の唐揚げは、使う肉の部位やタレの配合、揚げ方に工夫があり、味や食感に違いが感じられるため、食べ比べをするのも中津唐揚げの楽しみ方の一つです。
食べ比べのポイント
- 部位の違い:もも肉、むね肉、手羽先など、部位ごとに食感や味わいが異なります。それぞれの店の特徴が際立つので、食べ比べの際には部位にも注目してみましょう。
- タレと味付け:店ごとに異なる秘伝のタレや調味料のバランスが、唐揚げの味わいに個性をもたらしています。濃い味、さっぱり味、ピリ辛味など、自分好みのタレを探してみるのもおすすめです。
- 揚げ方の違い:揚げ方も店ごとに異なり、カリッとした衣やふんわりとした食感、ジューシーな仕上がりなど、様々な食感が楽しめます。揚げたての唐揚げを提供している店が多いので、温かいうちにその美味しさを堪能してみてください。
中津唐揚げをより楽しむための豆知識
- 持ち帰りもおすすめ:中津の唐揚げ専門店では、持ち帰り用のパックも販売しているため、お土産としても最適です。家に持ち帰り、オーブンやトースターで温め直すと、カリカリの食感が復活します。
- 人気店は行列覚悟:特に週末や観光シーズンには人気店に行列ができることもあるので、少し早めの時間に訪れるか、複数のお店を効率よく巡る計画を立てると良いでしょう。
- 食べ歩きも楽しめる:店舗によっては、注文してすぐに食べられるようなシステムも整っており、中津市内を散策しながら唐揚げを片手に食べ歩きするのも楽しみ方の一つです。
大分県中津市での唐揚げ食べ比べは、名店のこだわりの味を体験しながら、自分にとっての「日本一の唐揚げ」を見つける楽しさがあります。からいちのカリカリジューシーな唐揚げ、諭吉のかぼす風味がさわやかな唐揚げ、鳥しんのあっさりとしたむね肉の唐揚げ、そしてもり山の秘伝タレが染み込んだ深い味わいと、どれもが中津ならではの特別な一品です。唐揚げ激戦区の中津を訪れる際には、ぜひこれらの名店を巡り、豊かな味の違いを堪能してみてください。
まとめ
大分・別府の温泉街と中津の唐揚げ巡りの旅は、昭和のノスタルジーと絶品グルメを満喫できる充実した内容でした。北乃きいさんが紹介するスポットや名店は、いずれもその地域の魅力がたっぷりと詰まっています。湯けむり漂う温泉街のレトロな雰囲気を味わい、地元で長年愛されるお菓子やパンを堪能した後には、唐揚げ激戦区・中津で日本一の唐揚げを食べ比べる贅沢なひととき。旅行の計画を立てる際には、ぜひこの情報を参考にしてみてください。
コメント・質問コーナー
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