【笑ってコラえて!】キャプテン翼作者・高橋陽一が公立高校マンガ学科で特別授業を徹底解説|1月29日

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熊本の高校に“キャプテン翼”作者・高橋陽一が登場!漫画家を目指す生徒たちの挑戦

2025年1月29日放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」では、「1年たったらこうなりましたの旅 漫画家編」として、熊本県立高森高等学校のマンガ学科に密着した様子が紹介されました。この学校は2023年度に全国の公立高校で初めてマンガ学科を開設し、2年生7人がすでにマンガ賞を受賞。担当編集者がついており、プロの漫画家デビューを目指して作品制作に取り組んでいます。

そんな彼らのもとに、日本のスポーツ漫画界を代表する作品「キャプテン翼」の作者・高橋陽一先生が登場し、特別授業を実施。世界中のサッカー界に影響を与えた名作を生み出した高橋先生から直接学べる機会に、生徒たちは真剣な眼差しで講義を受けました。どのような指導が行われたのか、そして生徒たちの作品はどんな成果を収めたのか、詳しくお伝えします。

日本初!公立高校のマンガ学科が誕生

熊本県立高森高等学校は、2023年度に全国の公立高校で初めてマンガ学科を開設しました。漫画家を目指す高校生にとっては、まさに夢のような環境。2年生7人はすでに漫画賞を受賞し、出版社の担当編集者がつくなど、本格的なプロデビューへの道を進んでいます。

生徒たちが目指すのは、雑誌掲載と漫画家デビュー。漫画のストーリー作りや作画技術の向上だけでなく、編集者とのやりとりや締め切りに追われる経験など、プロの漫画家に必要な要素を高校生のうちから学ぶことができるのがこの学科の魅力です。

“キャプテン翼”の巨匠・高橋陽一先生が特別授業

2024年9月24日、高森高校のマンガ学科に“キャプテン翼”の作者・高橋陽一先生が訪れ、特別授業が行われました。高橋先生は、高校3年生の夏に野球部を引退後、受験勉強ではなく漫画制作に没頭し、サッカー漫画「友情のイレブン」を描き上げます。高校3年生の冬には、ヤングジャンプ賞で佳作を受賞。その後も佳作が続き、19歳で「キャプテン翼」が入選し、翌年1981年に連載が開始されました。

高橋先生の特別授業では、スポーツ漫画を描く上での重要なポイントが伝授されました。

  • 動きのある表現:スポーツ漫画では、キャラクターの動きが読者に伝わりやすいように描くことが重要。
  • シュートシーンの演出:サッカー漫画において、シュートの瞬間がどれだけ迫力を持って描けるかが作品の魅力を大きく左右する。
  • キャラクターの個性:選手一人ひとりに個性を持たせることで、読者が感情移入しやすくなる。

生徒たちは真剣な眼差しでノートを取りながら話を聞き、高橋先生のアドバイスを一つでも多く吸収しようと懸命に学んでいました。

片倉さんの挑戦!サッカーマンガを制作

2年生の片倉さんは、これまで異なるジャンルの作品を描いていましたが、高橋先生の授業を受けて、サッカーマンガに挑戦することを決意。中学時代はテニス部に所属していましたが、もともとサッカーが好きだったこともあり、新たな分野に挑むことを決めました。

  • 7月22日:ストーリーやコマ割りを決めるネーム制作を開始。
  • 9月24日:高橋先生の特別授業を受け、シュートシーンの描き方を学ぶ。
  • 10月:先生のアドバイスを活かし、シュートシーンを徹底的に描き直し、より迫力のあるシーンを追求。

片倉さんは、3カ月間ほぼ毎日遅くまで作業を続け、締め切り前日はパソコンを使用してデジタル作業で仕上げ、ついに作品「ずっと見ていたもの」を完成させました。

コアミックス九州国際まんが賞へ応募!結果は…?

片倉さんが完成させた「ずっと見ていたもの」は、「コアミックス九州国際まんが賞」に応募。プロを目指す高校生にとっては、大きな挑戦となりました。

そして迎えた結果発表。片倉さんはストーリー部門・期待賞を受賞しました。前回よりも評価が下がってしまったものの、プロの漫画家への道はまだまだこれから。片倉さんはすでに次の賞への挑戦を始めており、さらなる成長を目指しています。

まとめ

今回の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」では、公立高校初のマンガ学科に通う高校生たちの奮闘に密着しました。日本の漫画界を代表する「キャプテン翼」の作者・高橋陽一先生の特別授業を受け、生徒たちはスポーツ漫画の奥深さを学びながら成長していきました。

特に2年生の片倉さんは、新たにサッカーマンガに挑戦し、3カ月の努力の末に「ずっと見ていたもの」を完成させ、「コアミックス九州国際まんが賞」のストーリー部門・期待賞を受賞。今回の結果に満足せず、さらなる高みを目指して次の作品作りに取り組んでいます。

マンガ学科の生徒たちは、夢に向かって努力を続けています。今後、彼らの作品が雑誌に掲載され、プロの漫画家として活躍する日が訪れることを期待したいですね。

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