- 出川一茂ホラン☆フシギの会 2時間SP【浅草&上野フシギツアー】
出川一茂ホラン☆フシギの会 2時間SP【浅草&上野フシギツアー】
2024年11月12日、テレビ朝日で放送される『出川一茂ホラン☆フシギの会』2時間スペシャルでは、出川哲朗、長嶋一茂、ホラン千秋が浅草と上野の「言われてみればフシギなこと」を徹底解説!クイズ形式で進行するこの特番では、浅草と上野に秘められた意外な歴史や文化、そして観光地の裏話までをじっくりと探ります。ゲストにウエンツ瑛士、平愛梨、早見優、松本伊代を迎え、盛りだくさんのトリビアが登場します。
「すき焼きを生卵につけて食べる理由」「上野動物園でのパンダ鑑賞時の暗黙のルール」「五重塔の修復資金の集め方」など、観光地に隠された謎に迫り、日本の伝統や文化が垣間見える興味深い内容が満載です。今回は、番組で紹介された浅草と上野の「言われてみればフシギ」な9つのトリビアをさらに深掘りしてご紹介します。
【めざましテレビ】浅草の新オープン店特集!食品サンプル体験から和牛鰻まで最新スポット徹底紹介|2024年10月11日放送
浅草エリアで発見!9つの「言われてみればフシギ」な謎
1. 浅草なのに「せんそうじ」と読む理由
浅草のシンボル「浅草寺(せんそうじ)」は、なぜ「あさくさでら」と読まず「せんそうじ」と読むのでしょうか?これは、寺院の名称が中国から伝わった際、音読みが多く使用されたためです。仏教とともに中国から伝来したお寺の名前は漢字の音読みを使うことが多く、「浅草寺」もその例に倣っています。この習慣は他の寺にも当てはまり、例えば奈良の東大寺や京都の清水寺も音読みです。音読みを使うことで、仏教文化が中国から伝来したことを感じさせるとともに、格式や歴史の深さを演出しています。
浅草寺は特に浅草地域のランドマークとして、日本全国から観光客が訪れる人気の寺院です。特に毎年5月に開催される「三社祭」では多くの人で賑わい、浅草寺の本堂とともに、その歴史ある名称も多くの人々に愛されています。
2. 弁天堂で使い古した扇子を供養する理由
浅草の「弁天堂」は、弁財天を祀る場所で、芸者や落語家が使い古した「扇子」を供養する伝統があります。弁財天は音楽や芸能の神様としても信仰されており、扇子を供えることで「芸のセンス(才能)を失わない」という意味が込められています。特に、浅草は古くからの芸能文化が根付いている場所であり、芸道に対する敬意と感謝の心を表すために、このような習慣が大切にされています。芸を愛する人々にとって、弁天堂は心の拠り所であり、伝統を継承する大切な場所となっています。
3. 浅草寺のおみくじは凶が出やすいって本当?
浅草寺のおみくじは、他の神社仏閣と比較して「凶」が出やすいことで有名です。ウエンツ瑛士と平愛梨が実際に引いたおみくじでも二人とも「凶」を引き当てるという結果でした。浅草寺によると、おみくじの「吉」と「凶」の割合は70対30で設定されており、この割合は「悪い運を乗り越えて強い心を持ってほしい」という願いが込められています。
特に浅草寺では、「凶」が出た場合も悪いことを恐れるのではなく、その意味を深く受け止め、生活に活かしてほしいという願いが込められています。他の神社仏閣では凶の割合を少なくする傾向がありますが、浅草寺はあえて凶の割合を多くすることで、訪れる人々が「人生の試練に立ち向かう強い心」を育む機会を提供しています。
五重塔の修復工事や浅草の歴史的建造物にまつわる謎
4. 五重塔の修復資金を集めたユニークな方法
明治19年に行われた五重塔の修復工事では、資金不足に陥った際に「工事用の足場に観客を上らせ、見物料を取る」という斬新な資金集め方法が行われました。当時、五重塔は高い建築物であり、浅草全体を見渡すことができるスポットとして非常に貴重でした。見物料を支払ってまで高い場所からの景色を体験したいと多くの人々が訪れ、集まった資金が修復費用に充てられたということです。この工夫は、文化財保護と観光の融合を果たした素晴らしい試みとして現在も語り継がれています。
徳川家康も信仰した浅草寺の支院・待乳山聖天のフシギ
5. 徳川家康も信仰した待乳山聖天に供えられる「大根」
浅草寺の支院である「待乳山聖天」では、「怒り」や「欲望」を鎮めるための供え物として「大根」が奉納されています。徳川家康も信仰したこの寺院は、心の平安を求める人々にとって大切な場所です。大根は「怒りの象徴」として扱われ、これを供えることで自分の心の浄化が図られると信じられています。特に、日常のストレスや悩みに苦しむ人々が、自分の感情を鎮め、心を清めるために参拝に訪れます。
待乳山聖天にはスロープカーが設置されており、高齢者や足が不自由な方でも気軽に参拝できるよう配慮されています。浅草の静かな一角に位置し、現代人にとっても心の平安を取り戻す場所として親しまれています。
浅草の名物スポットとその裏に隠された意味
6. ビールジョッキの形をしたアサヒグループの本社ビル
浅草にあるアサヒグループ本社ビルは、そのユニークな外観が観光名所となっています。この建物はビールジョッキをイメージしてデザインされており、上部の「泡」を模した部分にはレストランフロアが設けられています。また、ビル横にある金色のオブジェは「社員の燃える心」を象徴しており、アサヒの情熱と革新の精神が表現されています。このデザインは浅草の風景に溶け込みつつ、訪れる人々に新鮮な驚きを提供する存在です。
観光客にとっても写真撮影スポットとして人気があり、アサヒグループの企業アイデンティティと、浅草の賑わいが融合した独特のランドマークとなっています。
隅田川に植えられた桜並木とその役割
7. 隅田川沿いに植えられた桜の木の意外な目的
隅田川沿いには約300本の桜の木が植えられており、花見の名所としても有名ですが、その植樹の目的には意外な理由がありました。実は、花見客に土手を歩かせることで、土を踏み固めて洪水被害を減少させるという目的があったのです。江戸時代、隅田川周辺では度々洪水が発生し、土手の強化が必要とされていました。そこで、桜を植えて人々に集まってもらうことで、自然と土手の保護が図られました。花見という娯楽と防災の知恵が融合した、日本ならではの風習です。
老舗洋食店「グリルグランド」とテーブルナイフの歴史
8. テーブルナイフの刃先が丸くなった理由
浅草にある1941年創業の老舗洋食店「グリルグランド」は、7年連続で「カニクリームコロッケ」で金賞を受賞した実績を持つ名店です。ここで話題となったのが「テーブルナイフの刃先が丸くなった理由」です。17世紀のフランスでカーディナル・リシュリューが、自宅のナイフの刃先を丸くしたことが始まりとされます。当時、ナイフを爪楊枝代わりに使う習慣があり、食事中のマナー改善のためにリシュリューがナイフのデザインを変更させたとされています。この改革は上流社会に広まり、現在の丸いテーブルナイフの形状が生まれました。
明治創業のすき焼き店「ちんや 浅草本店」のフシギ
9. すき焼きを生卵につけて食べる理由
浅草の老舗すき焼き店「ちんや 浅草本店」は明治13年に創業され、日本のすき焼き文化を代表する店の一つです。すき焼きを生卵につけて食べる理由は、具材を冷まし、まろやかな口当たりにするためです。すき焼きの具材は熱々で提供されるため、生卵に浸すことで適度な温度に調整し、食べやすくなる効果があります。また、卵のタンパク質が味をまろやかにし、肉の旨味を引き立てるため、すき焼きに生卵を使うスタイルが定着しました。
上野恩賜公園の歴史と見どころ
10. 上野大仏の「顔だけ」参拝と合格祈願の由来
上野恩賜公園内にある「上野大仏」は、今では顔だけが残る大仏として有名です。この大仏は火災や太平洋戦争の金属徴収によって体が失われ、頭部のみが残されました。現在は「これ以上落ちない」という意味を込めて「合格祈願」のスポットとして多くの受験生が訪れます。落ちない大仏として、祈願に訪れる人々に勇気を与え続ける象徴となっています。
上野動物園の人気者パンダと暗黙のルール
11. パンダ観覧時の暗黙のルール
上野動物園の「パンダのもり」エリアでは、パンダファンの間で「黒い服を着て観覧する」という暗黙のルールが存在します。黒い服を着るとガラス越しに反射が抑えられ、パンダが見やすくなるためです。このルールを守ることで、パンダ鑑賞の満足度が高まるとされており、パンダ好きの間では一般的な知識として知られています。
上野動物園のゴリラ「ブルブル」とストレス解消法
12. ゴリラのブルブルのために持ち込まれたカラーテレビ
上野動物園のゴリラ「ブルブル」は、ストレス解消のために飼育部屋に「カラーテレビ」が設置されました。特に、野球の試合が映るとブルブルが非常に喜んだと言われており、動物の心理状態を考慮した特別な工夫が施されています。このエピソードは動物ファンの間で有名で、ブルブルの愛らしい反応が人々を和ませています。
上野の隠れた観光スポット「旧博物館動物園駅」
13. 国立科学博物館の脇にある謎の建物
上野公園内にある「旧博物館動物園駅」は、4両編成しか停まれない短いホームであったため、2004年に廃止されました。今でも建物は残され、歴史を感じるスポットとしてひっそりと佇んでいます。観光客にとっては、上野の歴史を感じられる隠れた観光名所です。
老舗グルメ「井泉本店」とカツサンド発祥の謎
14. 芸者に愛されたカツサンドの魅力
上野の「井泉本店」は、1930年創業で「カツサンド」の発祥の地とされています。創業当時、芸者さんが手軽に食べられるようにと、口紅が落ちにくいサイズで提供されたカツサンドが評判となり、多くの芸者に愛されました。上野ならではの歴史あるグルメとして、現在も多くの人々に親しまれています。
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