千葉・館山で絶品おにぎりとラーメン!古民家宿泊&移住者の挑戦も学べる回|2025年4月6日放送内容まとめ
2025年4月6日(日)放送の『相葉マナブ』では、番組13年目突入の初回スペシャルとして、千葉県館山市を舞台にさまざまな体験が繰り広げられました。館山は「住みたい田舎」ランキングの首都圏エリア第3位にも選ばれており、移住者にも人気のエリアです。番組では、地元で話題の「鯛あら汁・おにぎり吉 Kichi」や「黒潮拉麺」といったグルメスポットを巡りながら、移住して活躍する人々のリアルな声や、古民家をリノベーションした宿泊施設での体験も紹介されました。地元の良さを“マナブ”ことを通して、相葉さんたちが見つけた館山の魅力が詰まった回となりました。
館山駅前の新名所「鯛あら汁・おにぎり吉 Kichi」で地元の味を堪能
最初に訪れたのは、2024年8月にオープンした「鯛あら汁・おにぎり吉 Kichi」です。このお店は館山駅からすぐの場所にあり、新しい館山の名物店として注目されています。店主の漆原さんは、以前は東京・渋谷区で会社員として働いていた人物で、不動産投資に興味を持ち脱サラして家族で館山に移住。現在は、地元に根ざした店舗づくりや建物の再活用を通じて、町の活性化に貢献しています。
お店で提供されているのは、地元で水揚げされた鯛の出汁をたっぷり使った風味豊かな「鯛あら汁」と、千葉県産のお米を使ったふっくらしたおにぎりのセット。おにぎりには旬の魚や野菜を使った具材が入り、どれも丁寧に手作りされています。相葉さんもこの定食をいただき、素材の持ち味が引き立つ味わいに感心していました。
また、漆原さんは自宅の隣にあった元公務員宿舎を購入し、移住希望者向けの賃貸物件として活用。古い建物をただ取り壊すのではなく、新たな価値を加えることを大切にしており、空き家問題と向き合う姿勢にも注目が集まっています。
● 館山駅前にあるアクセス抜群の立地
● 鯛あら汁の深い味わいと具だくさんのおにぎりが大人気
● 店主は移住後も地域活性に取り組み続けるキーマン
館山の元デパートが生まれ変わった「sPARK tateyama」
次に紹介されたのは、元デパートの建物を再活用した複合施設「sPARK tateyama」です。この施設では、かつて駐輪場だったスペースを公園として整備し、月に1回マルシェが開催されています。出店者の多くは移住者で、地域に根ざした商いを通じて、館山を盛り上げています。
この施設には「サンセットサロン」というカレー店も入っており、店主も移住者のひとりです。風の強さや自然の厳しさもある中で、地域に馴染みながらお店を続けているという姿に、移住生活のリアルが見えてきました。
● デパートの再活用で地域に新しいにぎわいが生まれる
● 地元と移住者が一体となって街を育てている様子が印象的
● マルシェは観光客にも好評で、地域の魅力発信の場になっている
館山に移住して開いたラーメン店「黒潮拉麺」
次に訪れたのは、「黒潮拉麺」。店主はかつて原宿で「ヌードルスタンドトーキョー」を営んでいましたが、コロナ禍をきっかけに館山に移住。現在は自宅の隣に店舗を構え、房総の食材を使った地産地消のラーメンを提供しています。
相葉さんはここで、店主からラーメン作りを教わりました。スープは鰹節や煮干しで丁寧に出汁を取り、富津市産の醤油、背脂、にんにく、長ネギを使った味わい深い一杯。麺の茹で加減、具材のバランスも計算されており、完成した「特製黒潮ラーメン」は見た目にも香りにもインパクトがあります。
店主の話によると、土地と建物を合わせて約3500万円で購入したとのこと。営業スタイルも東京時代と異なり、週5日営業・昼のみ営業に変えたことで、生活のリズムも整い、利益は変わらないという実感も語られました。
● 地元産の素材を使った“房総スタイル”のラーメン
● 相葉さんもラーメン作りに挑戦し、仕上げまで体験
● 東京よりも豊かな時間の中で飲食業ができる環境に注目
古民家をリノベーションした宿泊施設「土の環」で体験学習
最後に訪れたのは、築100年の古民家を再生した宿泊施設「土の環」です。移住者の土屋さんが自ら購入し、ジムトレーナーとしての仕事と並行して運営している1日1組限定の宿泊施設です。
施設にはピザ窯もあり、ピザ作り体験ができるオプションも提供。古民家の趣を活かした内装や、自然に囲まれた静かな環境が特徴です。
相葉さんはこの施設で、ラバーズベンチのDIYに挑戦。土屋さんが用意した設計図をもとに、古民家の端材を使ってベンチを組み立てました。のこぎりや金槌を使いながら、手作業で少しずつ形になっていく工程に集中する様子が丁寧に描かれました。
完成したベンチは、宿泊施設の庭先に設置され、今後訪れる人々にとっての思い出の場所になることでしょう。
● 古民家を活用した温かみのある宿泊体験
● 地元材を使ったDIYで、館山の自然と文化を実感
● 観光では味わえない“住まいとしての館山”が伝わる場所
まとめ:13年目を迎えた『相葉マナブ』が伝える館山の今
今回の放送は、『相葉マナブ』がこれまで積み重ねてきた学びと体験の集大成ともいえる内容でした。駅前のおにぎり屋さん、元デパートの再生施設、地元食材を使ったラーメン屋、古民家宿泊施設と、さまざまな視点から館山の今が紹介されました。どの場面でも共通して感じられたのは、地域に根ざした暮らしの豊かさと、移住者たちの前向きな姿勢でした。
相葉雅紀さん、小峠英二さん、あばれる君、岡部大さんが、それぞれの場面で丁寧に話を聞き、体験することで、視聴者にもわかりやすく伝わる構成になっており、小学生でも楽しめる内容でした。
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