【サラメシ】新入社員スペシャル2024第2弾｜スポーツ用品メーカーと木質研究所のランチ事情｜2024年12月19日放送

新入社員のランチから働く人々のリアルを映す「サラメシ」

2024年12月19日放送のNHK総合「サラメシ」では、「新入社員スペシャル2024」第2弾が届けられました。社会人として新たな一歩を踏み出した新入社員たちが登場し、職場や日常生活での奮闘がランチタイムを通じて描かれます。

今回は、スポーツ用品メーカーに勤める荒木康太さんが神戸マラソンへの挑戦を語り、社員食堂でのランナー応援メニューを堪能する様子や、大手ハウスメーカーが運営する木の総合研究所で働く鈴木寛彬さんが、同期たちとテラスで手作りサンドイッチを楽しむ姿が紹介されました。また、視聴者から寄せられた「ひる自慢」動画や、町で新入社員にインタビューした「今年一番のランチ」も見どころです。

【NHKサラメシ】新入社員たちの「今年一番ランチ」を大調査！｜2024年12月12日放送

スポーツ用品メーカーの荒木さんに昼がきた

スポーツ科学を専攻し、夢を叶えた新入社員

大手スポーツ用品メーカーで働く新入社員・荒木康太さん（25）。大学ではスポーツ科学を専攻し、身体の仕組みやトレーニング理論について学んできました。学生時代から憧れていたスポーツ用品メーカーに就職することができ、念願だった環境でのキャリアをスタートさせました。スポーツに情熱を注ぐ荒木さんにとって、現在の職場は理想的なフィールドとなっています。

初の神戸マラソンに挑戦

スポーツメーカーでの勤務を通じて、自分自身もアスリートのように挑戦を続けたいという思いから、荒木さんは神戸マラソンにエントリーしました。本番は11月半ば、彼にとって人生初のフルマラソンです。自身の体力や精神力を試すだけでなく、メーカーの一員としての責任感も背負いながら、荒木さんはこの挑戦に向けて日々努力を続けています。

忙しい毎日の中で続けるトレーニング

荒木さんのトレーニングスケジュールは非常にハードです。平日は早朝に5kmのランニングを行い、休日には20kmもの距離を走り込んでいます。会社勤務とトレーニングを両立させるその姿勢には、スポーツ科学で培った知識や自己管理能力が存分に活かされています。このストイックな日々が、神戸マラソン本番での成功に繋がることでしょう。

社員食堂でのランナー応援メニュー

荒木さんのランチタイムは、社内の社員食堂が中心です。この日は、神戸マラソン直前ということで、出場する社員たちに向けた特別なメニューが提供されていました。栄養バランスを考えたメニューは、メインディッシュに牛肉とポテトの花山椒炒めが採用され、スタミナをしっかり補給できる内容になっています。同じくマラソンに出場する同期3人と共にランチを楽しみながら、トレーニングや大会への意気込みを語り合うひとときは、仲間との絆を深める貴重な時間でもあります。

ランチタイムに見える挑戦の裏側

荒木さんのランチタイムは単なる食事の時間ではなく、身体を整え、次のステップへのエネルギーを補給する重要な時間です。社内の特別メニューの提供により、職場全体での応援ムードが感じられる点も、スポーツ用品メーカーならではの特徴と言えるでしょう。

鈴木さんに昼がきた

環境自然科学を活かし、木質資源の未来を切り開く

大手ハウスメーカーが運営する木の総合研究所で働く新入社員・鈴木寛彬さん。大学院で6年間、環境自然科学の基礎研究を積み重ねてきた彼は、木質資源の可能性を追求するためにこの会社を志望しました。地球環境に配慮した素材や建材を生み出す研究に携わることは、彼にとって社会貢献への強い意志を形にする場となっています。

総合研究所での多岐にわたる取り組み

1991年に設立された木の総合研究所は、森林資源の育成から新たな建材・工法の開発まで幅広い研究を行っています。研究所では、木材の持つ独自の性質を活かした製品開発や、サステナブルなライフスタイルを実現するための研究が進められています。鈴木さんもその一員として、木質ボードの開発や新しい工法の提案に日々取り組んでいます。

ランチタイムはコミュニケーションの場

昼休みになると、鈴木さんは同期たちに声をかけ、お気に入りのテラスへ向かいます。この時間は、研究についての情報共有だけでなく、同期との親睦を深める重要なひとときです。同じ目標を持つ仲間とのランチタイムは、日々の研究活動を支える活力となっています。

手作りサンドイッチのこだわり

鈴木さんがテラスで楽しむのは、自作のサンドイッチ。具材には、鮮やかなトマトやオクラなどの野菜を中心に、健康を意識した食材がふんだんに使用されています。見た目の美しさにもこだわり、彩り豊かな仕上がりとなっているサンドイッチは、同期からも好評です。また、アカシアやユーカリをテーマにした木製プレートを使用することで、環境研究所らしい雰囲気を演出しています。

ランチタイムで見える研究者としての姿勢

鈴木さんのランチは、食事そのものを楽しむだけでなく、研究への取り組みや自然環境への関心が色濃く反映されています。手作りサンドイッチには、彼の環境科学の知識やセンスが活かされており、日々の研究とランチタイムが一体となって彼の成長を支えています。木材の未来を切り開く研究所の環境の中で、鈴木さんはその姿勢をランチにも反映させています。

まとめ

今回の「サラメシ 新入社員スペシャル2024 第2弾」では、スポーツ用品メーカーや木質研究所で働く新入社員たちの仕事やランチに密着し、働くことの楽しさや難しさをランチを通じて描きました。彼らの奮闘ぶりや、ランチに込められた工夫や想いは、多くの視聴者の共感を呼ぶことでしょう。また、視聴者参加型の「ひる自慢」や街頭インタビューも、新たな視点でランチの魅力を伝えてくれました。