下高井戸の魅力を探る！歴史ある街並みと進化する再開発
2月11日放送の『じゅん散歩』では、下高井戸の街並みを高田純次さんが散策します。古くから商店街や市場が賑わいを見せていたこのエリアですが、近年の再開発により新たな姿へと変わりつつあります。今回の散歩では、地域の人々に長年愛され続けてきた下高井戸駅前市場の歴史や、その跡地の活用についても紹介されます。さらに、行列のできるたい焼き店「たつみや」や、84歳のシェフが腕を振るうフランス料理店「プチメゾン」といった、今もなお下高井戸の魅力を支える名店にも訪れます。
再開発が進む下高井戸駅前市場の変遷
下高井戸駅前市場は1956年に開業し、68年もの長い間、地域の台所として親しまれてきました。しかし、建物の老朽化と京王線の高架化事業の一環として、2024年3月に閉鎖されることとなりました。この市場には、新鮮な魚や野菜を扱う店舗、精肉店、惣菜店などが軒を連ね、下高井戸の暮らしを支える存在でした。そのため、閉鎖を惜しむ声も多く聞かれました。
現在、市場の跡地では新たな施設の建設が進んでおり、2024年10月にはカルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）と三井住友フィナンシャルグループ（SMBC）の共同企画による複合施設「Olive LOUNGE」がオープンしました。この施設には、シェアラウンジやスターバックスコーヒーが入居し、地域の新たな憩いの場として注目を集めています。
一方で、下高井戸商店街は今も変わらず活気があり、昔ながらの商店や飲食店が訪れる人々を迎えています。昭和の趣を残す「下高井戸シネマ」や、昔ながらの銭湯なども健在で、どこか懐かしさを感じさせる街の魅力を楽しむことができます。
84歳のシェフが営む「プチメゾン」の絶品フランスカレー
下高井戸の住宅街にひっそりと佇む小さなフランス料理店「プチメゾン」。ここで腕を振るうのは、なんと84歳のベテランシェフです。彼は1967年にフランスへ渡り、ミシュラン星付きレストランや高級ホテルで約7年間修業を積みました。帰国後、培った技術を活かし、パリで食べた本格的なフランス料理を提供し続けています。
「プチメゾン」の看板メニューが、シェフが修行時代に学んだという「フランスカレー」です。このカレーは一般的な日本のカレーとは一線を画し、各素材を別々に調理することで、風味や食感が最大限に活かされた上品な味わいが特徴です。特に、カレーソースにはフレンチの技法が用いられ、クリーミーで奥深いコクが感じられます。
店舗は14坪の一軒家レストランで、アットホームな雰囲気の中でフランスの伝統的な味を楽しむことができます。営業日は水曜日から土曜日のランチタイムのみとなっており、定休日や営業時間の変更もあるため、訪れる際は事前に確認するのがおすすめです。
行列ができるたい焼きの名店「たつみや」
下高井戸商店街にある「たつみや」は、地元で長年愛されているたい焼き店です。特に注目すべきは、その食感。パリパリとした羽根付きのたい焼きで、薄皮の香ばしさが際立ち、中にはたっぷりの自家製つぶあんが詰まっています。このこだわりのたい焼きは、多くのファンを魅了し、行列ができるほどの人気ぶりです。
- 価格は1個170円と手頃で、焼きたてのアツアツをその場で楽しむのが定番
- たい焼きの他に、自家製あんこの量り売りも実施
- 営業時間は10:00～18:30で、火曜日が定休日
- 毎年7月から9月上旬までは夏季休業となるため、訪問時は要確認
- 下高井戸駅から徒歩5分、商店街の中に位置し、赤文字で「たいやき」と書かれた看板が目印
薄くてパリパリとした生地と、優しい甘さのあんこが絶妙なバランスで、何度も食べたくなる一品です。地元の人々だけでなく、遠方から訪れる人も多い人気店なので、売り切れになる前に早めに訪れるのがベストです。
まとめ
今回の『じゅん散歩』では、再開発が進む下高井戸駅前市場の変化を追いながらも、今も変わらず地域の魅力を支える名店を訪れました。84歳のシェフが作る「フランスカレー」は、フレンチの技法を駆使した唯一無二の味わい。そして、「たつみや」のパリパリたい焼きは、長年地元で愛され続ける絶品グルメです。番組を見て、気になったお店にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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