はじめに
2025年2月2日放送の【相葉マナブ】で、神奈川県真鶴町にある「道草書店」が紹介されました。真鶴町で唯一の本屋さんとして、地元の人々や観光客に愛されているお店です。ここでは、新刊や古本を扱うだけでなく、カフェスペースや子ども向けの図書館も併設されており、本とゆっくり向き合える心地よい空間が広がっています。そんな「道草書店」の魅力を詳しくご紹介します。
真鶴町唯一の本屋「道草書店」の基本情報
- 店名:道草書店
- 住所:神奈川県足柄下郡真鶴町岩259-1
- 電話番号:050-3692-3793
- 営業時間:11:00~17:00
- 定休日:水曜、日曜、祝日
- アクセス:JR東海道線「真鶴駅」から徒歩約5分。駐車場はないため、近隣のパーキングを利用
真鶴町には書店がなく、本が好きな人々にとっては「本屋さんがほしい」という声が多く上がっていました。そんな中で誕生したのが「道草書店」です。地域の人々に寄り添い、地元の魅力を発信しながら、本と人がつながる空間を提供しています。
「道草書店」の特徴と魅力
道草書店は、新刊と古本の両方を取り扱っており、店内には約1,500冊の本が並んでいます。取り扱うジャンルも幅広く、小説、アート、エッセイ、実用書、地域の歴史に関する本など多岐にわたります。特に、真鶴町が舞台の小説や地域に関する書籍を集めた「真鶴棚」があり、地元にまつわる書籍をじっくりと楽しむことができます。
また、本屋としてだけではなく、人々が自然と集まりたくなるような工夫が随所に施されています。
- 「こども図書館」の存在
子ども向けの図書館スペースがあり、約3,000冊の児童書が揃っています。小さな子どもでも自由に本を手に取れる環境が整っており、本を通じて親子の時間をゆったりと過ごせるのが特徴です。 - 畳のカフェスペースで本とゆっくり向き合える
店内には畳敷きのカフェスペースがあり、購入した本をその場で読めるようになっています。コーヒー(400円)などのドリンクを注文して、落ち着いた雰囲気の中で読書を楽しめます。まるで誰かの家のような温かい空間が広がっており、のんびりとした時間を過ごすことができます。 - 地域のつながりを大切にしたお店作り
もともと電気屋だった建物をリノベーションしており、外観にはレトロな雰囲気が残っています。曲がり角に合わせて丸くカットされたひさしが特徴的で、一目で「ここが道草書店だ」とわかる外観になっています。店主が真鶴町に寄り添いながら、本を通じて地域の人々がつながれる場として運営しているのも魅力です。
「道草書店」の口コミ
訪れた人々からは、「本屋がなくて寂しかったので、とてもありがたい」という声が多く寄せられています。また、観光客からも「真鶴の魅力を感じられる選書が素晴らしい」「地域の特色を感じながら読書ができる貴重な空間」といった感想が聞かれます。
実際に訪れた人の体験談では、
- 真鶴駅から徒歩6分ほどで到着。店内は落ち着いた雰囲気で、ジンジャーエールを飲みながら店主と話をしたら、地域のことをたくさん教えてもらえた
- 子ども向けの図書館や遊び場が充実していて、親子で楽しめる場所だった
- 選書が個性的で、他の書店では出会えないような本に巡り合えた
- 畳スペースがとても居心地が良く、ゆっくりと本を楽しむことができた
という声が上がっています。リラックスした雰囲気の中で本を読めることが、訪れる人にとって大きな魅力となっているようです。
「道草書店」で楽しめること
「道草書店」は、単なる本屋ではなく、本と人、本と地域をつなぐ空間として愛されています。
- 本をじっくり選べる
地元の本や個性的な選書が揃っているため、何気なく手に取った本が新たな発見につながることも。 - カフェスペースで本と向き合う時間を楽しめる
飲み物を片手に、畳の上でゆったりとした時間を過ごせるのが魅力。 - 地域の文化や歴史を知ることができる
「真鶴棚」にある書籍を通じて、真鶴の歴史や文化について深く学ぶことができる。 - 親子で本に親しめる
「こども図書館」で、小さな子どもでも本と触れ合うことができる。
まとめ
「道草書店」は、本好きな方はもちろん、親子連れや観光で訪れた方にもおすすめしたい、本と人がつながる温かい空間です。本屋がない町に誕生したからこそ、地域の人々の思いが詰まった特別な場所になっています。小説やエッセイ、アート本を手に取りながら、コーヒーを飲み、ゆっくりと本と向き合う時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。真鶴の魅力を感じられる「道草書店」に、ぜひ足を運んでみてください。
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